Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

下津井、瀬戸大橋を見上げる

 下津井で最も高い建造物といえば、瀬戸大橋。
 一番目立つ建造物といえば、瀬戸大橋。

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 何をおいても、瀬戸大橋の偉容は街のどこからでも見て取れます。
 あまりに大きすぎて、その大きさがよくわかりません。

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 だから、こんな(↑)想像もしてみるのですが、これはまちがい。
 橋の床板のように見える部分が、実はとんでもなく大きいんですね。
 そのトラスの隙間をフルサイズの新幹線だって走れるように作ってあります。

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 街の向こうに霞んで見えるピア。

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 こういう風に撮ると、大きさがわかるでしょうか。

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 ピアには、部屋があるらしく、ドアがついていました。
 なんだかドラえもんのどこでもドアが突然開いた感じの異空間。

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 橋を見上げた図。
 あまりに大きいのでよくわかりません。

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 コンピュータの内部にも見えるような。
 フラクタルが現れているような気がします。

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 こう撮ると、どうなっているんだか。
 どこかへ続く橋。
 でも、この橋が往復6車線分もある大きさです。

 昭和の終わりまで、下津井からは四国の各地へわたる汽船が就航していたそうです。
 瀬戸大橋が上空を走り、今も名実ともに本州側の入り口なのはまちがいありません。
 でも、単なる通過点に成り下がっているのを、先人たちはどう感じるでしょう。

 轟音を轟かせ、橋をトラックや特急列車が行き交います。
 でも、この街には鉄道の駅はありません。
 一日数往復のバスがJRの駅まであるだけです。
 上空を通過する列車のうち、何本かに一本でも停車すれば。
 そうすれば、街にとって橋は単なる迷惑施設ではなくなります。
 軽便鉄道がなくなり、高齢化が進んでいるこの時代こそ、公共の足の確保が必要なのでは。

 なんて思います。