Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

おへんろ通算19日目 清瀧寺さん~三陽荘

 令和5年(2023年)4月16日の続きです。

 

 山の中腹の清瀧寺さんをあとにして、少々の戻り道です。

 

 高岡の街からは、また、水路に沿った道を行きます。

 

 塚地という集落で、ひとりのおじさんに声をかけられました。

 ぼくが歩くのに歩を合わせてついてこられます。

 いわく法華経について興味がないか、勉強する気はないかとのこと。

 特定の宗派の方ですね。

 塚地峠の入り口の公園までついてこられ、いろいろ言説を述べられました。

 ぼくとしても、しばし信仰というものを考えさせられました。

 

 トイレもあずまやも自販機もある、休憩にはもってこいの塚地休憩所。

 ここで時間と体力と相談のうえ、峠は旧道で超えることにしました。

 この時点で少々、薄曇り。

 

 旧道はこんな感じ。

 よく手入れがされて、歩きやすい道です。

 だんだん曇ってきました。

 

 峠を越えると、宇佐の街が見えます。

 この時点で雨が降り始めました。

 宇佐の街まで降りると、じゃじゃ降りです。

 なんだか、憂鬱になって歩くことになったのですが・・・

 

 雨は上がって、宇佐湾口に見事な虹が!

 写真では見にくいのですが、少し二重にかかっています。

 こんな光景が見られるのなら、雨も悪くないと思いました。

 

 宇佐大橋を渡るころには、再び晴れ間が出ました。

 水がすごくきれいです。

 

 橋を渡り終えるころには、うそのように晴れてきました。

 気持ちのいい雨上がり。

 ざっと降って、さっと上がる。

 土佐の気候なんですね。

 

 お宿、三陽荘さんに到着です。

 この日は、温泉のくみ上げポンプが故障中でした。

 お風呂は沸かし湯で、露天風呂も休止でした。

 女性の方は、そもそも大浴場が運転できないとか。

 ちょっと残念ですが、宿泊料は1100円安くなりました。

 接種証明を提出して、全国旅行支援で安くなっているうえに、2000円のチケットがついてきました。

 チケットは、食事時のビール代とお土産に使わせていただきました。

 

 この日の歩行距離、約36km。

 47,340歩。