Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

おへんろ通算20日目 三陽荘~青龍寺さん~ 多ノ郷駅

 令和5年(2023年)4月17日の記録です。

 

 三陽荘さんのオーシャンビューのお食事処で、朝食をいただきました。

 今までで最もおしゃれかも。

 

 三陽荘さんに荷物を置いたまま、次の札所、青龍寺さんを目指します。

 沼地のほとりをてくてく朝のおさんぽ。

 すぐに36番札所の青龍寺さんにつきます。

 お参りを済ませて、今来た道を戻って、三陽荘さんをチェックアウト。

 

 どうやらお天気には恵まれた一日になりそうです。

 昨日来た道をさらに戻ります。

 

 宇佐大橋から湾内方向を望んでいます。

 湾内なのにすごく水がきれいです。

 

 青龍寺さんから先は主に3つのルートがあるそうです。

 湾の北岸を沿う道。

 青龍寺さんから半島の尾根を行く横浪黒潮ライン。

 そして、巡行船で横浪三里、内ノ浦湾を行くコース。

 

 歩いてお遍路をしているので、乗り物には乗らないことにしているのですが、渡し舟などは利用せざるを得ません。

 

 この巡行船は、歩くという選択肢もあるのですから、本来乗らないところです。

 でも、

 弘法大師もここは船で進まれたというお話があり、さらには、巡行船は、歩いてきた時しか乗ることができません。

 次回、ここまで来ても、道路が改良されたりすれば、その時に残っているかどうかなんてわかりません。

 というわけで、巡行船のコースを選択。

 埋立から横浪まで、巡行船に乗ります。

 

 船は、こんな感じ。

 須崎市営、第五くろしお。

 この写真は、横浪で撮影したものです。

 

 船内、コクピットはこんな感じ。

 なんだかバスみたいです。

 

 出発!

 けっこうのんびり、約1時間の船旅です。

 

 横浪からは、普通に道を歩きます。

 農地のわきを通るローカル県道といった風情です。

 よく道沿いで、柑橘や野菜を売っていますが、なんとバナナ。

 初めて見ました。

 ビニールハウスで栽培されているのでしょう。

 

 県道が山にさしかかると、道沿いの崖にところどころ壕があいています。

 第二次世界大戦中、本土決戦に備えて掘られたものなのだとか。

 人もあまり通らないからか、埋め戻されることもなく、そのまま口を開けています。

 

 山道に入ったり、車が通れる程度の道になったり・・・。

 

 一気に高度を稼ぎます。

 暑い!

 

 そして、峠を越えると、今度は山道で一気に駆け下ります。

 下りたところに、番外霊場佛坂不動尊(岩不動)さん。

 しばし休憩。

 

 すこし行くと光明峯寺さん。

 

 ハイキングコースのような道、川沿いの道、農地のわきの道・・・

 気持ちよく進むことができました。

 

 自動車道、国道、鉄道が集中している個所を渡ると、須崎多ノ郷の街場へ。

 

 多ノ郷駅に到着!

 駅が「しんじょうくん」になっています。

 今回の行程はここまで。

 

 ここから列車で高知へ戻り、バスで帰りました。

 歩いた距離が15.2km、27,250歩。