Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「listen here !」 Eddie Palmieri

パーソネル:
 Eddie Palmieri (Pf), Brian Lynch (Tp), Christian Mcbride (Bs), Conrad Herwig (Tb)
 Doug Beavers (Tb), David Sanchez (TSx), Donald Harrison (ASx)
 Horacio "El Negro" Hernandez (Dr), Giovanni Hidalgo (Congas)
ゲストソリスト
 Michael Brecker (TSx), Regina Cater (Vn), Chrstian McBride (Bs)
 Nicholas Payton (Tp), David Sanchez (TSx) John Scofield (G)
発売年:2005年

 大御所、エディ・パルミエリの3年前のアルバム。
 芸能生活50周年という記念すべきアルバムで、ゲストも大変豪華です。

 ラテンなピアノのフレーズ、思い浮かべました?
 そこにホーンが乗っかって・・・思い浮かべました?
 下支えするリズム隊・・・思い浮かべました?
 どハデな楽しいソロ・・・思い浮かべました?
 まるでお祭り。
 そう、今思い浮かべたラテン・ジャズそのものが展開されます。

 底抜けな明るさ。
 どハデな楽しさ。
 ダンサブル!(ぼくは踊らないけど)
 タイトだけど味のあるアンサンブル。
 バイオリンが入っていることもあり、なぜかちょっとお洒落な印象も。

 さほどピアノが前面にフィーチャーされているというわけではありません。
 どちらかといえばストイックなまでに。
 でも、トータルで構成された音楽。
 バンド全体の楽しみを作り上げている様がうかがえます。

 マニアはもちろん、初心者でも安心して楽しめる内容です。
 ラテン・ジャズというものの教科書、入門書としても最適かも。