札沼線です。
廃止区間が話に出る線区とは思えない、真新しい車両がやってきます。
もちろん、電車。
市街地の高架区間を走って、地上に降りてからも複線で、まっすぐのいい線路。
北海道らしい車窓が続きます。
でも、窓が汚いので、きれいな写真は撮れません。
石狩別当から乗るのは、こちら。
いきなりの格差、キハ４０。
ここまでは近郊路線。
ここからが存亡の淵。
手つかずの（ように見える）川。
澄んだ空気。
で、線路が格差を迎えたあたりで、どうやら気候にも差があるようです。
ちょっと曇ってきて。
どうやって機能しているのかわからない踏切。
地元の車もスタックしているようです。
なんとも・・・
豪雪地帯なのであります。
終着駅、新十津川に到着しました。
これより向こうに線路はありません、今は。
昔はここからさらに先、昨日乗った留萌本線の石狩沼田までつながっていたんだそうです。
だから札幌～沼田で、札沼線。
どんどん短くなっていきそうなんですね。
駅舎は、こんな感じ。
ご老体。
とんでもない山の中の駅かといえば、そうでもありません。
４ｋｍほどで函館本線滝川駅まで出られます。
雪さえ積もっていなければ、普通に歩ける距離。
なるほど、なくなっても困らないのかも。
次のダイヤ改正、どうやら持ちこたえました。
ただし１日３往復が、なんと、１往復になる模様。
もう交通機関の役目をはたしていませんね。
ところで、夏に車とバイクで、この新十津川駅も、昨日の増毛駅も訪れたことがあります。
まるで違った印象でした。
旅って素晴らしい！
