Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

大糸線に乗りました その2

南小谷駅から先は、JR西日本の線路です。
いま、北陸新幹線が工事中で、2014年度中の開業を見込んでいるのだとか。
並行在来線となる北陸本線は分断されて、それぞれの県域の第3セクターに移行することが決まっているようです。
そして、飛び地となって宙に浮く大糸線JR西日本区間がどうなるかは、まだ未定だそうで。

そんな大糸線北陸本線に、今のうちに乗っておこうという魂胆なのです。

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東日本E127系と、西日本キハ120系、東日本E257系の揃い踏み。
ここでしか見られない組み合わせです。

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南小谷駅を出ると、すぐに「社界」の札がありました。
非電化区間に入ったので、空が広い!

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南小谷までも、家が埋もれるくらいの豪雪地帯でしたが、ここからはさらに過酷。
埋もれる家自体が見当たりません。
道路も鉄路も、スノーシェッドとトンネル、橋梁の連続です。
姫川も幅が狭まり、V字谷を蛇行しています。
どう見ても断層。
そこを斜めに、川筋を右往左往します。

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山は切り立った断崖。
モノトーンの世界に。
厚い雲に覆われてきました。

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鉄橋で川を渡っているのに、川は線路と並行しています。

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こんな所に線路を引いたのかと、痛く感心しました。
せっかく引いたのですから、廃止するなんてもったいないと思います。
維持も大変なんでしょうが。
せっかくだから、JR東日本が引き継いで、直通運転するというのはいかがでしょう。
ようやく、平地に出て、振り返ったところです。
あの山をどう越えてきたのだか。

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ぽつんと車両が止まっているのが、糸魚川駅大糸線ホームです。
新幹線の大工事中。
北陸本線からは離れたところにあり、すでに別会社、いえ、別世界の様子。

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特急はくたかに乗って、京都への帰路につきました。

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親不知近辺。
予想外に青い日本海

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立山連峰を遠望します。
夕暮れに映えて、美しい。

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日が暮れた頃、金沢へ。
雪が降り始めました。

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日本海の幸で、夕食。
ごちそうさまでした。