水間鉄道に乗りました。
とはいっても、まだまだ寒かった2月17日のお話です。
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水間鉄道は、大阪府南部の貝塚市を走る、小さな私鉄です。
貝塚駅から水間観音までを結ぶ、いわゆる参拝路線です。
頑張っている少鉄道として、最近はよくテレビでも紹介されていて、社長さんのお顔もよく観ます。
南海の貝塚駅に隣接する、こんな駅から出発です。
もう列車が出る寸前だったので、車両も撮影せずに乗り込みました。
全線乗っても280円です。
きれいな女性駅員さんもいらっしゃったのですが・・・。
程なく列車は貝塚を出ます。
右の線路は南海本線。
車内はロングシート。
けっこうな乗車率で、賑わっています。
上の写真は、終点で撮影したものです。
運賃箱には、何やらディスプレイもついて、先進的な感じです。
事実、ICカードでの決済が乗客の多くを占めています。
列車は一路、水間観音を目指します。
真っ直ぐな線路です。
大坂の住宅密集地を貫く路線に、古い歴史を感じさせられます。
でも、大して見どころもなく、水間観音駅に到着しました。
乗ってきた車両は、こんな感じ。
沿線に見どころはなかったのですが、実は水間観音駅が見ものなんです。
登録有形文化財。
観音様にお参りする、ターミナル駅です。
かつてのにぎわいを思い起こさせます。
待合室か売店か。
なんだか立派な作りです。
古い改札が駅舎の横で再利用されていました。
鎖までかけられて、厳重に逃げ出さないように縛られている室外機さん。
檻の中から恨めしそうに外を眺めています。
すぐ横を府道の旧道が走っているのですが、なぜか水間観音まではここから500mほどあります。
なぜすぐ横まで列車を走らせなかったのでしょうね。