時間があるので、九度山の街を見て歩きましょう。
なんだかいい感じの道が続いています。
でも、建物の隙間を覗いてみると、すごい高低差と、向こうには水面が見えます。
高低差の激しい階段を降りて、川岸に降りるとこんな景色が広がっています。
なんだか温泉街のような雰囲気ですね。
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九度山の街は、このように、紀の川河畔に突き出た半島のような台地の上にあります。
川の合流地点でもあり、紀の川を行船を監視したり、水源を抑えたりと自然の要害だったのでしょう。
川から台地を見上げると、独特の景観が形成されています。
大昔から、有力者たちが、こぞって手に入れたがった土地なのでしょうね。
街なかに戻ると、道沿いの家屋にこんな奇妙な人形が・・・。
金太郎さんのようでもあり、そうでもないようでもあり。
九度山焼きという焼き物で作られたお人形だそうです。
焼き物だとしたら、すごい大きさです。
街はとてもいい感じ。
静かな、古き良き時代がパックされているかのよう。
真田幸村のゆかりのお寺だそうです。
でも、ぼくの目当てはこちら。
柿の葉寿司のお店です。
無情にも「本日終了」の札。
真田古墳といわれる、古墳の羨道。
住宅街の一角に、突如口を開けています。
真田幸村の抜け穴という伝説があることから、この呼び名がついたのだとか。
九度山駅に帰りつきました。
紀の川に沈む夕日を見て、列車で帰ります。
第10回はこれで終わり。
次回の第11回(最終回)は、今のところ6月15日踏破予定です。
お天気次第ですが、朝から九度山駅を出発の予定!