涼しくなってからも、イベント続きでなかなか出かけることができませんでした。
気が付くと、もう年末。
12月23日、約半年ぶりに、東高野街道の続きを歩きました。
今回歩いたのはこの辺り。
富田林から河内長野の三日市までです。
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軌跡入りの地図はこちら(Google Map)
ここまで、東寺さんから八幡までの千本通の区間も含めて、東高野街道として歩いてきました。
しかし、今回で「東」高野街道は、いよいよ最後です。
さて、富田林の寺内町は、江戸期の街並みがよく残されていることで有名な街。
東高野街道も、寺内町に入ります。
寺内町はお寺を中心に、縦横に街路が張り巡らされています。
当然、どこが街道ということなく、街なんですね。
一応、目安はあるようで、それにそって歩いてみます。
歴史的な景観の向こうには、電波塔とPLの塔。
う~ん。
現代的なんだか、なんだか。
見事な街区が続きます。
日本の道百選にも選ばれているそうです。
観光客もたくさん歩いていらっしゃいます。
歴史的な景観。
当然狭い道路。
そこへ車が流入して、混雑しています。
一般車は進入禁止にすればいいのに。
立派なお屋敷が続きます。
重要文化財、杉山家住宅。
一般公開されており、内部が見学できます。
お向かいは、寺内町センター。
休憩所と資料館を兼ねたような施設です。
古いお家の外側だけを残して、うまく活用されています。
中庭には鬼瓦が並べられています。
凝ったものばかり。
商家の道具も展示されています。
醸造業や木綿で栄えたそうです。
色々見どころは多いのですが、ここばかりは見れば見るほど時間が必要です。
またいずれ、富田林だけを目的地におさんぽに来ましょう。
長い行程ですから、泣く泣く先を急ぎます。
富田林の旧市街地は、どちらを向いても谷。
突き出た岬のような台地に成り立っています。
街から出ようとすると、まずはかなりの高低差の坂を下ります。
上の写真では、左手の下っている道が、東高野街道です。
左の立派なおたくは、高い石垣を築かれています。
坂を下って、低地、いえ、平地に出ると、唐突に牧歌的な光景が広がりました。
のんびり、年の瀬のおさんぽに参りましょう。