Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「キャリー」を観ました

■劇場(字幕)

 病的なまでに性に厳格な母親のもとで育てられた高校生キャリー。
 クラスでもいじめられっ子の彼女は、ある日、自分に念動力があることに気づくが。

 クロエ・グレース・モレッツ主演作品です。
 なんとも不思議な魅力の女優さん。
 たまに鼻の穴が膨らむのがかわいいのです。

 名作のリメイクである本作。
 前作を観ていないことを先にお断りしておきます。
 でも、名作のリメイクですから、当然に期待値が上がります。

 本作が、駄作だとは思いません。
 丹念に作りこまれています。
 でも、正直に言います。
 ぼくの期待値に達していません。

 性や、聖書の原罪について触れているようです。
 もう一つその辺りがよくわかりませんし、薄っぺらい。
 この情報化社会で、そんな・・・。
 テレビは見たことがないというのでしょうか。
 YouTubeは使うのに、エロサイトを眼にしたことがないというのでしょうか。
 アメリカには性教育もないのでしょうか。

 せっかくのリメイクですから、スケールアップもしてほしいところですよね。
 もっと、クロエ・モレッツの魅力や生々しさを丹念に描くとか。
 破壊シーンをスケールアップするとか。
 体育館1棟とガソリンスタンドが火事になって、民家が1軒消失では・・・。
 街がまるごと破壊されていくようなシーンか、逆にもっとおどろおどろしいものが期待されているのでは?
 その割には、法廷シーンあたりからのラストシーンはどうにも蛇足です。
 ラストのラストは、ないほうが絶対にいいと思います。
 みなさん観て確かめてください。

 ところで、クロエ・モレッツ、また初潮ネタです。
 前作に引き続き、またまた出血。
 この女優さんには、そんなシーンを演じさせたくなるということでしょうか。
 ちょっと気の毒です。

 あと、プロムという風習が日本になくてよかった!
 ぼくも完全に参加できないタイプです・・・。

 PG-12ということです。
 うちの娘、12歳ですが、とても一緒に観ることはできません。
 デートでどうぞ。