Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「フィフス・ウェイブ」を観ました

■劇場(字幕)

 突然、大きな宇宙船が上空に現れた。


 晩秋に少しの期間だけ上映されていそうな、小作品。
 あまり話題にもならず、ひっそりと2週間だけ上映するような。
 どうやらソニー、コロンビアには、こうした作品があって、日本にやってくるのでしょう。

 大筋でいえば「エイリアンが侵略してきた!」というもの。
 それを一家族、女子高生視点で描いています。

 しかし、この手の映画ながら、低予算映画っぽいのです。
 イマドキなら、アメリカのテレビドラマ2時間スペシャル程度。
 クロエ・モレッツの出演料だけが大きなウェイトを占めているのではないかと思うほど。
 宇宙船がやってきて、電磁パルスを発射するシーン(第1波)も。
 津波が押し寄せるシーン(第2波)も。
 ウィルス感染が蔓延するシーン(第3波)も。
 ましてや侵略シーン(第4波)も。
 「あれ、この程度?」と肩透かしを食らいます。

 だって、この作品のテーマは、どうやら「愛」。
 競争原理の中で、突然愛を叫ばれたような気がします。
 いいのか、それで。

 相当死んでそうだけど、まだ機能しているの?
 どうして攻撃されないの?
 など、ありがちな疑問がすべて回収されるあたり、優秀です。
 しかし、エイリアンの姿は・・・?
 まあ、このあたりリアルといえば、リアルなのかも。
 もう勝負はついてしまっています。

 しかし、第2波であれだけ威力を見せつけているのに、第4波や第5波は、「どうしていまさらそんな」感がぬぐえません。
 なんという脚本。
 それとも続編でも作る気なのでしょうか。

 クロエ・モレッツの太ももが観たい方は、ぜひ。
 「インデペンデンス・デイ」の続編が楽しみです。