Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「ムービー43」を観ました

■劇場(字幕)

 (自称)脚本家のチャーリーは、企画をプロデューサーに売り込みに行く。
 その企画とは・・・。

 今、ちょうど観たい映画が目白押し。
 全く観たい作品がない時期もあるというのに。
 で、どれから観に行くかということになるのですが。
 観たい作品からという事にはならずに、すぐに終わってしまいそうな作品から、ということになります。
 この作品は、そんな作品です。
 そもそも上映されることがオドロキ。

 ちょっと書くのもはばかられますが・・・。
 「うんこ」「ちんこ」
 こんなコトバ、お好きですか?
 ちなみにpoopsとdickです。
 shitではないんですね、ここ大事!

 下品です!
 あまりにバカバカしい。
 これが通常の映画館で上映されることに驚きを感じます。
 で、大好きです、こういう作品。
 爆笑、というか、失笑。
 どちらかというと、タランティーノ的なものよりこちらのほうが好みに合います。
 比べるなって?
 だって、おそらく並み居る出演者、ノリノリです。
 まあ、プレミアには顔を揃えたくないでしょうけど。


 この作品はオムニバス作品で、実はその中の1編にひっついているパロディ(?)CMがこれ。
 もちろん、このエピソードがクロエ・モレッツ主演。
 なんてこと・・・。
 彼女はこの作品を全編観たのでしょうか。
 あまりの可愛さ、いえ、扱いに卒倒しそうです。

 豪華なキャストととんでもない脚本、企画。
 リチャード・ギアは何度「dick」と口にすることか。

 日本でもこういう作品を作って欲しいなぁ。
 コミックをそのまま映画に持ってくるのではなく、映画でしかできない表現があると思います。
 まあ、この作品が映画的な表現かといわれれば疑問ですが。
 チャレンジャーではあります。
 メジャーなお笑い芸人をかましたらダメになるでしょう。
 浅草なんかで、テレビに映せないような芸人さんを拾ってきて、園子温監督あたりと・・・。
 役者さんは、例えば高倉健役所広司やかたせ梨乃を配します。
 雰囲気わかってもらえます?

 つまり、そういう作品。
 この作品、大好きです。
 衝撃的です。
 字幕がちょっとおとなしいのが残念。
 DVD化と吹き替えにも期待しましょう。
 高校生か大学生の頃にこれを観たら、人生変わっていたかも。
 オススメ!