Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「ホワイトハウス・ダウン」を観ました

■劇場(字幕)

 ジョンは議長付きの警護官だが、大統領警護官への点心を夢見ていた。
 娘のエミリーとともにホワイトハウスを訪れた。
 失意の面接の後、エミリーとツアーに参加したが、テロに巻き込まれることに・・・。

 ローランド・エメリッヒ監督作品。
 「インデペンデンス・デイ」をはじめとする、破壊的作品の数々。
 正直、荒唐無稽なストーリーの作品ばかり。
 ぼくは好きなんですけどね。

 でも、この作品はちょっと違います。
 エメリッヒ監督らしい見せ方も多数あるのですが、それ以上にこれまでとは違う感じ。
 ほとんど何もないマクロ的危機を、ミクロな世界観で描き出してきたこれまでとは一線を画します。

 緻密に練られたストーリー。
 張り巡らされる伏線。
 テロものの映画へのオマージュ。
 そして、それらへのアイロニー
 もちろん、エメリッヒ的、勧善懲悪。

 もしかすると、エメリッヒ監督でなくても撮れるのかもしれません。
 でも、エメリッヒ監督だから、こうなったとも。

 見せ場と見せ場をつないでいく。
 効果的なサウンドデザイン。
 クサかろうがなんだろうが、大真面目にやっちゃう勢い。
 そういう意味では、エメリッヒ的。
 つまり、面白い。

 クサいシナリオを正直に喜べる。
 そんな人間でありたいと思います。
 って、何の話?

 娘、エミリー役のジョーイ・キングちゃん、いい感じ。
 ところで、毎度毎度エメリッヒ監督は、コンピュータを何だと思っていらっしゃるのか。

 でも、オススメ!


 少し前の似たもの作品「エンド・オブ・ホワイトハウス」も、今頃気になってきました。
 どこかでまだやってないかな。