Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「ヒューゴの不思議な発明」を観ました

■劇場 3-D(字幕)

 パリの駅に住む、孤児のヒューゴ。
 父親の形見の機械人形を修理するために、盗みを働くが。

 非常にファンタジーな雰囲気の映像。
 とくにオープニングの、だんだんとヒューゴによるシーンは圧巻です。
 1930年代のパリの雰囲気。
 寒い冬の季節。
 駅に集まる人々の雑踏。
 蒸気機関車の熱。
 3Dでないと出せない雰囲気かもしれません。

 そして、機械じかけの金ピカ人形。
 先日テレビでも流していましたね。
 見事に「馬」を描いていました。
 コンピュータを使わずに、ぜんまい仕掛けであんなことがデキルという、発想に脱帽でした。
 大阪にも「學天則」がありますね。
 あ、映画からそれました。

 さて、非常にファンタジックな映像と雰囲気なのですが、内容はリアル。
 予告編も「不思議の世界へ」みたいな雰囲気なのですが。
 実は、ちょっとぼくには合いませんでした。
 もっと夢のようなお話なのかと思っていたのに。

 だいたい「ヒューゴの不思議な発明」という題名に問題がありますよね。
 さほど「不思議」もありません。
 そもそもヒューゴは、何も発明しません。

 こういう作品が好きな方はいらっしゃると思います。
 映像、美術はツボだったのです。
 クロエ・モレッツも可愛く成長!
 でも、ぼくが期待していたものとは違いました。
 ただそれだけ。