Magoの旅と音楽と

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東高野街道 第6回 近鉄柏原南口駅、近鉄安堂駅附近

しばらく間があきましたが、第6回目の記録です。
花粉の季節も終わり、梅雨入りしたはずなのに、雨はふらない・・・。
これは歩くしかありません。
まだ、暑くないうちに。

今回歩くのは、この辺り。
柏原市の安堂から、富田林までを歩きます。
前方後円墳だらけ!

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軌跡入りの地図はこちらGoogle Map)

いよいよ京都からは生活圏が離れた地域になってきました。

だいたいこれまで、出発点まで行って、歩いて、鉄道で戻るというスタイルです。
出発点までは、車で行き、コインパーキングに駐車することも多いのです。
でも、近鉄安堂附近には、あまり駐車場がないようです。
というわけで、初めて終着地点に車を停めることにし、富田林のパーキングに。
そこから近鉄で安堂へ・・・。(近鉄路線図)
ところが安堂は大阪線
富田林は長野線。
近鉄だけで乗り継ごうとすると、奈良の橿原神宮大和八木駅を経由しなければなりません。
むっちゃ遠いやん。
が、なぜか、道明寺線の柏原南口が安堂に意外と近いことに気づきました。
路線図おかしいよ!

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というわけで、とてもローカルな道明寺線の柏原南口で下車。

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改札がないような駅ですが、有人駅。

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軒下には、安堂駅との位置関係が示されていました。
これをホームページにでも、はっきり書いておいてもらうといいと思います。
って、地元以外のヒトで、必要とするヒトはあまりいないのかな。
まずは前回の終着点、安堂駅を目指します。

柏原南口駅は、大和川の築堤のすぐ脇。
このあたりで、江戸時代(1704年)に大和川の付け替えが行われたそうです。
世紀の土木大事業で、西へ向けて一直線。
今の大和川の流れになったそうです。
治水と利水に揺れた地域です。

築堤の下には、当然利水のための樋門が設けられることになります。
これが、今では水辺の散歩道。
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かわいいおしりの銅像付き。
樋門の解説看板。

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少々街道風情。

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こちらは文化庁登録有形文化財となっている築留二番樋。
夏の水辺は涼しげです。

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前回の終着点。
安堂駅東側のコンビニ。
東高野街道に面しています。

大和川を渡るため、築堤に上がり、柏原南口駅方面に戻ります。
築堤上は道路です。

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ポケットパークに、居並ぶ記念碑群。
いわく、大和川付替事業記念碑公園。
付替記念公園ではありません。
付替○○○周年記念碑が、いっぱい並んでいます。
先人たちのなみなみならぬ期待と感謝が込められているのです。

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人道橋で大和川を渡ります。

つづく!


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