Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

東高野街道 第5回 恩智神社前~近鉄安堂駅

恩智神社前から近鉄安堂駅までの記録です。

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こちらのおたくは、蔵も連なっていて、大変立派。

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恩智神社の鳥居とともに、周辺の往時の景観がうまく残されています。
あるいは、単に残っているのか。
八尾市にはこの景観の持つ価値に気づいてほしいなぁ。

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辻のところには道標があります。
ガードレールで、とても見にくい状態。
でも、ガードレールがなかったら、車がぶつかって、とっくに破損してたのでしょうね。

比較的新しいほうが、 「左右 東高野街道」「右 恩智街道八尾停車場」。
古い方は「南 高野山 北 平岡 京」「東 信貴山 西 ○」。
「北」の字は「山」に見えます。
下の方はコンクリートに埋まってしまっています。

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街道を進みましょう。
昭和中期の雰囲気が残されています。
ちょっと雪がちらついていることもあって、歩いている人はほとんど見かけません。
車はたくさん通ります。

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街道に面して建つ「シュミイ地蔵堂」。
「シュミイ」ってなにかと思います。
横には、八尾市内でよく見かける八尾市教育委員会の立てた説明石碑があります。
説明石碑いわく、いきなり「名前の由来はわからないが」。
残念。
地形からして、「染み出し井戸」あたり?
いえ、単なる推測、憶測。

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まるで金融機関のような立派な建物の「相互町会会館」。
もしかして元保険屋さんなのでしょうか。

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ちょっと街道から外れて寄り道します。
八王子神社

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すごく立派なクスノキがあります。
ご神木なんですね。

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街道は、再び歩くのが面白くない状況になります。
車のための道になったと思ったら、柏原市
柏原市は「かしわらし」と読みます。
「かいばら」ではないんです。

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すぐにとんでもない規模の空き地が続きます。
遊水池計画があるようで、土地収用がかかっていました。
大変なことになっていますね。
安全のためにはしかたがないことなのでしょう。

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道路を歩いていると、奇妙な状態の車がありました。
故障車かと思ったのですが、どうやらペットショップへのお客さんの路上駐車のようです。
乱暴というか・・・。

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がんばって、道路の拡幅が進められていました。
歩道がつくのはいいことです。
歩くのに面白くない道路ですが。

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拡幅に先立って、発掘作業が進められていました。
穴が開いていたり、溝があったり。
いつの時代の地面なのでしょうか。
1m以上も下になります。
周囲の海抜から考えれば、すごい割合です。

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鐸比古鐸比賣神社の鳥居です。
「たくひこたくひめじんじゃ」ではなく、「ぬでひこ ぬでひめじんじゃ」と読むそうです。
古くからある由緒正しい神社のようです。
もう夕暮れが迫っているので、今回はパス。

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さらにちょっと進むと、「ぶどう狩り」の大きな看板。
小さな、元交番でしょうか。
その横に記念碑がありました。

記念碑は、「侍従御差遣之跡」。
昭和天皇が、昭和4年の大阪行幸の際に、ここに侍従を遣わされた、ということらしいです。
こんな碑があるんですね。
この碑の建立は、昭和14年とのことですから、遣わされてからは10年経っています。
どうなってんだか。


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仏舎利塔が立っています。
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もうすぐこの日のゴールの、近鉄安堂駅です。
写真の正面奥に旧道がわかれています。

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細い街道を歩きます。

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最近オープンしたらしいコンビニを曲がると、ゴール!
近鉄安堂駅です。
柏原市役所は、直ぐ目の前。

軌跡入りの地図はこちらGoogle Map)