第3回目の記録です。
第3回めは、予定どおりJR津田駅からJR四条畷駅までを歩きます。
前回の経緯のとおり、一般にいう東高野街道からは外れていますが、気にせずに進みます。
実踏破日は、平成25年2月3日。
今回歩いた範囲はこちら。
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軌跡入りの地図はこちら(Google Map)
本日の記事は、交野市(かたのし)の私部(きさべ)まで。
JR津田駅は枚方市なのですが、ほんのわずか行けば、すぐに交野市に入ります。
この辺りからは生駒山地に沿って歩きます。
生駒山系の複合扇状地の辺縁部。
古代、大阪湾の一部であったともいわれる旧「河内湖」の縁を歩くことになります。
扇状地の辺縁では水が湧いていたり、逆に扇状地内では保水力がなかったり。
池や山地から流れ出る河川、堆積した土砂による天井川化など。
水と人間の動きの歴史が地形に現れています。
関西スーパーは、池の跡に建っているらしく、記念碑が立てらていました。
あまり面白くない、広い道なのですが、よく見ると古い住所の表示がありました。
今は○丁目などとなっており、住居表示変更が行われたようです。
機物神社。
「はたものじんじゃ」と読むようです。
機織りに関する神社なのでしょうね。
急に七夕の街、交野市らしくなってきました。
旧道に入って、交野市の中心集落、私部を目指します。
この辺りは「大仏町」。
現在使われている住所表示ではないようですが、交差点名やバス停に残っています。
意味深。
こんなにいい名前を捨ててしまうなんて・・・。
懐かしい!
なんでもない街角の電話ボックス発見。
私部の集落に差し掛かる辺りに、山野酒造さんが堂々と威容を見せています。
小売もされているようなのですが、残念ながらおやすみ。
酒造屋さんというか、ほとんどお城のような門構え。
私部の集落です。
手が入りすぎず、観光地化もされず。
かなりいい感じの街並みが残されています。
村役場跡の碑。
無量光寺さん。
お寺の裏手の井戸。
公共の井戸だったようです。
防火用水にも使われないらしく、フェンスが張られていました。
もったいない。
整備すれば、いい観光アクセントになるのに。
禅宗光通寺さん。
想善寺さん。
立派なお寺が集まっています。
お屋敷の石垣が、それぞれなかなかに立派なのです。
景観に気を使われているおうちも。
メインストリートにかかる橋の親柱。
明治時代の石橋が現役です。
その、メインストリート。
これが集落を貫く道路で、現市役所の前の道です。
いい感じ。
石堂百貨店。
昔は立派なお店だったのでしょうね。
今も子どもたちの社交場らしく、元気に飛び出して来ました。
住吉神社。
節分の準備をなさっていました。
境内は子どもたちがいっぱい。
神社で遊ぶ子どもたちを見たのは久しぶりな気がします。
活気のある街です。
つづく。