「デイブは宇宙船」を観ました

■ＤＶＤ（吹き替え）

　小さな石ころが、地球に落ちた。
　それは、自分たちの星のエネルギー危機を救うため、地球上の海水を採取する装置だった。
　装置を追って地球にやってきたのは、人型宇宙船に乗った身長数センチのニル星人。

　劇場未公開作品だそうです。
　特別に評判がいいわけではありませんよね。
　観てみたら、結構いい感じ。

　主演はエディ・マーフィ。
　この素っ頓狂な設定ながら、実はスタートレックのパロディ。
　異種間交流や艦内クーデターまで、ドタバタ劇の中に見せてくれます。
　ファミリームービーとしては、よくできているんですけどね。

　おかしなストーリーの作品ですが、映像に手抜きはありません。
　でも未公開になってしまうような不運な作品。
　これが営業的にはよろしくない結果を招いているのでしょう。
　最近の多くのエディー・マーフィー作品にいえることですが。

　ついつい「宇宙船」とつけてしまったためか。
　Captainを「船長」と訳しているところが惜しい。
　当然「艦長」ですね。
　それとも翻訳者のセンスが無いのでしょうか。
　謎。

　スタートレックのパロディを観たい方。
　ファミリームービーを観たい方。
　オススメ。