Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を観ました

■劇場

 未知の異星人からの攻撃を受け、人類は絶滅の危機に瀕していた。
 宇宙戦艦ヤマトは、放射能除去装置を手に入れるべく遥かな星を目指すのだが。

 あ~。
 もう、なんというか。
 なぜ、今、この作品を実写化したのでしょうか。

 とはいえ、実写化されたヤマトはぜひとも観てみたい。
 「おっさんホイホイ」ですね。
 ハズされるかも、と思っても、観てみたいのです。

 ぼくと同世代の山崎監督。
 作品へのリスペクトが感じられます。
 切り口も、描き方も、現代風といえば現代風。
 山崎流といえば、山崎流。
 このエピソードを、こう持ってくるか、という感じですね。

 音楽も宮川作品をうまく取り込んでいると思います。
 でも、このシーンはこの曲でしょ、という所を、惜しくも外している部分が見受けられます。

 それと、なぜかレトロな感じ。
 2100年になっても、人類はQWERTなキーボードを使っているんです。
 ヤマトも小さいんですよね。
 アニメのヤマトは、艦橋が大きくなったり小さくなったりしていましたが。

 アナライザーはかなりカッチョいいです。
 いかにも今風。
 でも、もうちょっと「スターシップ・トゥルーパーズ」でもいいのでは?
 ガミラス星の森雪、あそこはヌードでしょう。
 惜しい!
 一発必中の古代進にも拍手です。

 つまり、どことなく惜しい感じ。
 あちらもこちらも。
 そこかしこ、惜しい。

 山崎監督。
 ホントはスタートレックのエピソードを撮りたいんじゃないでしょうか。

 監督か原作かキャストのファンは観てもいいかも。
 それ以外はスルーで。