Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

現存最古の建造物

 京都の東福寺へ行きました。
 昨日の記事の桜の写真は、昨日、東福寺の前で撮影したものです。
 早く咲く桜があったものです。

 さて、東福寺といえば紅葉の季節が有名です。
 通天橋やお堂、三門など、見所が多いお寺なのですが・・・。

イメージ 1


 この建物が現存最古のものだそうです。
 室町時代の建築物だそうで、名前は「東司」と書いて「とうす」と読みます。
 伽藍の西に位置していますが、東司。

イメージ 2


 中を覗くと、穴が並んでいます。
 今もありますね。
 こういうの。
 中国には、あるそうです。
 そう。
 トイレです。

 この建物、現存最古のトイレ建築なんです。

イメージ 3


 穴は、いっぱい並んでいます。

イメージ 4


 向かいにも穴が並んでいます。
 向かい合って、イタシたのでしょうか。
 それともお尻を内側に突き出し、顔は窓の方を向いたのでしょうか。

イメージ 5


 そういう謎を解くべく、使い方の図が展示されていました。
 でも、小用の様子だけです。
 これでは肝心なことがわかりません。
 大はどうしたのでしょう?
 これこそが謎なのです。
 もしかして、過去から現在に向けられた禅問答?

 どなたか、こ存知のかた、ご教示願います。




 「京都観光案内」の書庫に入れようかと迷ったのですが、せっかくですからこの書庫へ。