渡り廊下的なところが展示室になっています。
どうですか、この威容。
「大建築」です。
城郭を思わせる「和」を取り入れた、レトロな建築。
開館は1961年といいますから、昭和36年。
ずいぶんとカッチョイイ建物だったのでしょうね。
「大建築」です。
城郭を思わせる「和」を取り入れた、レトロな建築。
開館は1961年といいますから、昭和36年。
ずいぶんとカッチョイイ建物だったのでしょうね。
常設展を観てきたのですが、こちらは仏像と曼陀羅などの仏教美術が中心。
県内から集められた重文、国宝を観ることができます。
とはいっても、さほど広い展示室ではありません。
入館料300円ですから、それに見合った展示物がある、と思っていただければいいでしょう。
常設展示室はさすがに手が入っており、今風の展示になっていました。
展示室では撮影禁止なので、こちらの写真はありません。
県内から集められた重文、国宝を観ることができます。
とはいっても、さほど広い展示室ではありません。
入館料300円ですから、それに見合った展示物がある、と思っていただければいいでしょう。
常設展示室はさすがに手が入っており、今風の展示になっていました。
展示室では撮影禁止なので、こちらの写真はありません。
城郭部の内部は螺旋階段がめぐらされています。
上を臨むとこんな感じ。
上を臨むとこんな感じ。
「階段は気をつけて降りてください」
こんな貼り紙のとおり、かなり急な階段です。
歴史的な建造物以外では近年経験したことのない、急な階段なのです。
というか、もうこの建物が充分に歴史的な価値をもっていそうですが。
こんな貼り紙のとおり、かなり急な階段です。
歴史的な建造物以外では近年経験したことのない、急な階段なのです。
というか、もうこの建物が充分に歴史的な価値をもっていそうですが。
最上階が「展望閣」になっています。
フォントがなんだかオシャレ。
フォントがなんだかオシャレ。
展望閣が見えてきました。
開館当時から、建物にはほとんど手が入っていないようです。
これはこれで貴重です。
開館当時から、建物にはほとんど手が入っていないようです。
これはこれで貴重です。
展望閣階から、螺旋階段を見下ろしたところです。
ヨーロッパなら、ここにエレベータを設えるところですが、そういう発想はないようです。
手を入れるには大きなお金がかかる、だから、やめて壊す。
あるいは廃墟と化し、醜態をさらす。
さらに行政のお荷物になる。
そんな図式が成り立つのが日本です。
ヨーロッパなら、ここにエレベータを設えるところですが、そういう発想はないようです。
手を入れるには大きなお金がかかる、だから、やめて壊す。
あるいは廃墟と化し、醜態をさらす。
さらに行政のお荷物になる。
そんな図式が成り立つのが日本です。
展示室部分の屋根方向です。
できた当時は突出した建物だったのでしょうね。
できた当時は突出した建物だったのでしょうね。
ところが正面に建築中のマンションが、これまた高い!
建築中ですから、まだまだ高くなりそうですが、時代の流れを感じます。
建築中ですから、まだまだ高くなりそうですが、時代の流れを感じます。
先にもちょっと触れましたが、この博物館は今月末で休館します。
一時代の建築物として、建物の行く末が気になるところです。
実は琵琶湖博物館は、この琵琶湖文化館から分館したもの。
その開館をもって、もう役目は終わろうとしていたのかもしれませんね。
収蔵品の適切な公開と、研究の成果の引き継ぎがうまくなされることを望むばかりです。
一時代の建築物として、建物の行く末が気になるところです。
実は琵琶湖博物館は、この琵琶湖文化館から分館したもの。
その開館をもって、もう役目は終わろうとしていたのかもしれませんね。
収蔵品の適切な公開と、研究の成果の引き継ぎがうまくなされることを望むばかりです。
長い間お疲れ様でした。