Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

ティファニーで○○を

 あぁ・・・。タイトルをみて来てくださった方、ごめんなさい。
 書庫も「ここ」で正しいんです。

 NYに行ったことがある日本人観光客なら、誰でも立ち寄ったことのあるお店。
 セントラルパーク近くのあのお店。
 映画でも有名なあのお店。

 朝食はできないかもしれませんが、実は出す方はできます。

 入り口の屈強なおニイちゃんたちにビクビクしながら入店します。

 1階の売り場でアレコレ物色。
 そしてカードでお買い物。
 ところが、そのときモヨオシました。
 サインも程々に「トイレあります・・・?」
 すると、売り場のジェントルなおじさんと、屈強な係員に囲まれて店の奥へ・・・。
 「ひえ~~~。restroomでは具合悪かったのかな?強制的にrestさせられるのではないかしらん。」
 などと、迫り来る波と戦いながら連れて行かれたところは、ゴージャスなエレベータ。

 「どこに連れて行かれるの~~~。トイレがしたいだけなのに~~~。」
 すっ、とエレベータのドアが開くと、別世界でした。
 ただでさえオシャレな作りの1階とは、全く違った雰囲気のオシャレさ。
 まさに世界のハイソです。
 そうです。本当のセレブな方たちだけが踏み入れることを許される外商フロア(っていうのかな?)に案内されたのでした。
 静かな、そして落ち着いているけど、わくわくする雰囲気。
 しっとり本物の絨毯。
 ウッディな作りの廊下の奥には、ソファーがしつらえられた商談スペースがゆったりと。

 案内されたトイレは広すぎず、狭すぎず。
 とても立派な洗面台つき。
 アメニティ用品も整えられています。
 超豪華ホテルのスイートにあるような、本物の調度に彩られています。

 そして「これで拭くの?」というような紙。
 いわゆる「おとし紙」でしたが、もしかすると本当に用のあとを拭くものではなかったのかもしれません。
 でも拭きました。
 ちゃんと流れていきました。
 よく海外では、便器に流してはいけないところもありますが、ここは大丈夫、でしょう・・・おそらく・・・きっと・・・。

 これほどまでに出たくなくなるトイレを他に知りません。
 残念ながら写真はありません。しまった。
 生涯で最も豪華なトイレのリポートでした。