Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「カメラを止めるな!」を観ました

 ■劇場


 すごく気合が入った監督のもと。
 廃墟でゾンビ映画の撮影をしていたら、本物のゾンビに襲われた。


 「ミッションインポッシブル」を観ようと、劇場に向かいました。
 券売の列に並ぼうかと思うと、「Magoくん」と声をかけられました。
 声の主は、高校時代の同級生(しかも美女)でした。
 なんでも一緒に観るはずだったダンナさんが、急遽来られなくなったとかで券をもらうことに。
 いえ、怪しい関係にはなりません。
 娘さんお二人に、ダンナさんのお母さんまで一緒の5人組で観ました。

 盗作疑惑などの話も出て、何かと話題の本作。
 面白かったです。
 声を出して笑いました。
 劇場も結構わきましたよ。

 前半の長回しのハンディカメラは、酔いました。
 ちょっと血しぶき的な内容との合わせ技で、気持ち悪く・・・
 気持ち悪くなりかけたところで、ころころとストーリーが進み始めました。
 ここからが、白眉。
 なるほど。

 少し舞台的な展開。
 ヨーロッパ企画やケラリーノ作品のような。
 と思っていたら、どうやら盗作というよりも権利関係のもつれなんですね。
 で、元が舞台作品。

 こういった、メジャーやテレビ局が関係しない作品が注目を浴びるのはいいことだと思います。
 アイデアで勝負するような作品、どんどん出てきてほしいな。




「ラブ×ドック」を観ました

■劇場


 パティシエ、40歳、剛田飛鳥は、店でかなり年下の男性から突然告白された。
 不倫で苦い経験も持つ彼女は、アヤシゲなカウンセリング「ラブ×ドック」のドアをたたくが・・・

 丁寧な間合い。
 眼を射る色使い。
 そう。
 なんだかキラキラな画面。

 でも、よくよく考えてみると、人物はキラキラしていないんですよね。
 どこか後ろめたい略奪的な恋だったり。
 いわゆる不倫だったり。

 ぼくは、色恋沙汰には疎いほうです。
 また、都会で生きる未婚OLでもありません。
 この作品が描く世界が、共感できるものなのか、それともファンタジーなのか。
 それもぼくには定かではありません。

 ちょっとかけ離れた世界。
 おそらくはファンタジー
 はげしく共感を覚えないのは、きっと幸せなのでしょう。

 吉田羊さん、不思議な俳優さんですね。
 吉田羊のファンは必見、なのでしょう。




ミキサーを更新しました


 音響機器って、どれくらいで壊れるものなのでしょう。
 もうすごく雑音だらけになって・・・。

 先日、モニターが完全に壊れました。
 壊れたモニターはYAMAHAのMS20S。
 片方だけ引退というわけにもいかず、左右ともに引退。

 その、モニターと同時購入して、本日まで働いてくれたYAMAHAのAM802。

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 平成2年ころの購入だったと思います。
 長くぼくの耳を支えてくれました。

 で、買ったのはこちら。
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 同じくYAMAHAのMG10。
 こんなに音が悪くなっていたんだ…。
 と、耳からうろこ。

 こういう機材も安くなりました。


「デッドプール2」を観ました

■劇場(字幕)

 正義(?)のヒーローとして悪党と戦うデッドプール
 戦いの中で、大切な恋人を失ってしまう。
 失意の中で出会った少年を狙う、未来から来た男と戦うハメになるが・・・


 金曜日夜のレイトショー。
 350席ほどの劇場は、約200席近くが埋まっている状態。
 スクリーンゲートにもコンセッションにも、レイトショーであれほど人が並んでいるのは初めてです。
 いつもは、封切直後は足を運ばないのですが。
 人気がここまでとは、正直驚きです。

 のっけからのハイテンション。
 痛快な画面が広がります。
 劇場がどっと沸くシーンも数々。

 おバカな内容。
 人を食ったようなハナシ。
 数々の映画のパロディ。
 オタクネタ。
 ギリギリのグロ表現。

 とにかくバランスがいいんです。
 音楽も映像も、世界観も。
 難しい内容ではありません。
 でも、みんなが大事にしている何かがあるんだと思います。

 ザック・スナイダーが描くようなヒーロー像とは完全に違います。
 近頃の「X-メン シリーズ」とも舞台は共有すれど一線を画します。

 そうなんですよ。
 こういう痛快さが最近のヒーローものには足りません。
 しいていえば、最近の作品では「キングスマン」とは近いかも。
 本作の監督、デヴィッド・リーチは、あまり情報がありませんね。
 新人さんなのでしょうか。
 これからが期待できそうです。
 それともマシュー・ヴォーン監督のデッドプールもいいかもしれません。

 せっかくですからR18でもいいと思います。
 次回作が楽しみ。
 すっかりファンになりました。





コチ&シーバス@小浜


 天気がいい、お休みの日。
 小浜に釣りに出かけました。

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 美しい夕焼けを見送った後、本格参戦。
 ちなみに、明るい間もシーバスが釣れるかと投げ倒しましたが、明確なアタリは1度だけ。

 暗くなってから河川がらみでチヌ狙い。
 あまり小浜でチニングしている人はいない模様。
 チャンスなのか、釣れないだけなのか。

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 アタリがあって合わせると、乗った!
 上がってきたのはマゴチ。
 40cm少々。

 そのあとも投げ倒しますが、まったくアタリなし。
 リグをロストして、シーバス狙いに切り替えました。
 数投で・・・

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 シーバスをゲット。
 40㎝弱。

 チヌの40cmなら、うれしいんだけど。
 まあ、ボウズじゃなかったのでヨシとしましょう。

京都鉄道博物館に行きました その2 「ありがとうC56本線運転引退セレモニー」

 この日は、蒸気機関車C56 160号機の本線引退セレモニーがありました。
 EF65に引かれて東海道本線上をやってきたC56。
 直前にEF65から切り離されて、自走して入ってきました。

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 バックで入ってくるC56。
 たくさんのカメラが向けられます。
 テレビカメラも入っていました。

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 転車台に乗ったC56。
 このあとセレモニー。
 瀬戸大橋を走ったことがあるのだとか。
 見たかったなぁ。

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 花輪が取り付けられます。
 この制服、博物館のスタッフの制服のようですが、きれいな方ばかり!
 JR西日本の女性社員の方、そもそも美人ぞろいな気がするのですが。

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 セレモニーの後、何週か転車台で回ってくれました。
 ぶれぶれ。

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 大人気!
 ちょっと年齢高め。

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 灰を掃除するC56。
 本線運転だからか、スチーム号の機関車の時よりも多くの灰が落とされていました。

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 すっかり日も暮れて。

 自宅でも、たまに梅小路蒸気機関車館の汽笛の音が聞こえてきます。
 今日の汽笛は、最後の雄たけび。
 ちょっと長い目の汽笛も、心なしか悲しく響きました。
 アナウンスのお姉さんも、ちょっと涙声でした。
 ぼくもつられて、うるっと来ました。

 お疲れ様。


京都鉄道博物館に行きました その1

 5月末までの割引券があったので、京都鉄道博物館に行きました。
 開館してしばらくたつのですが、訪れるのは初めてです。
 近いとかえって足を運びません。

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 入るといきなり新幹線!
 テンション上がります。

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 ぼくはいわゆる「乗り鉄」なので、あまり古い車両には興味がなかったりします。
 どちらかといえば、最新式の車両で、ゆったり旅がしたいのです。
 それでもやっぱりカッチョいい500系新幹線。
 いろいろ条件もあろうかと思いますが、これ以上カッチョいい車両は、もうしばらく出てこないのでしょうか。

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 これはこれでカッチョいい、100系新幹線。
 ぴかぴかです。

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 500系先頭車両を後ろから見たところ。
 こんなに丸いんですね。
 確かに旅客車両としては条件悪いのかも。

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 500系の車内です。
 入ってみたいのですが、車両内に立ち入ることはできません。
 というか、この博物館、ほとんど車内には入ることができないんですね。
 弁天町の時代には、結構あれこれ入れたような気がするのですが。
 時代の流れでしょう。

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 懐かしい駄菓子屋さん。
 イオンにある「夢や」などとコラボして、実際に売ってみるのもいいかも。
 横にはミゼット。

 
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 あまり入れる車両がないのですが、たまに公開している車両もあるようです。
 こちらは寝台車。
 座ることはできません。
 残念。

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 EF58。
 そういえば、いつの間にか見なくなりました。
 子どものころはよく走っていたような。

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 EF81。

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 編成がばらされて、あちこちに展示されています。
 もうこの車両も「博物館入り」なのですね。
 結局1回も乗ることはありませんでした。

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 旧型客車のカットモデル。
 ぼくよりもずいぶん年上のおじさんたちが
 「さすがにこれは知らんけどな」
 と言っていました。
 ぼくは昭和56年夏に北陸本線米原敦賀間で乗った記憶があります。
 奈良線でもまだそのころ走っていたような・・・。

 
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 なんだかおもちゃみたいに見えますが、実車です。
 月光や雷鳥など、なんだか往年の向日町操車場が再現されているようです。

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 外の機関車庫も健在です。

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 スチーム号の機関車が、入庫するところでした。
 煙もくもく。
 今となっては環境破壊の権化のような・・・。
 非効率はノスタルジー

 京都鉄道博物館は、鉄道の仕組みなど、とても楽しめる展示内容です。
 展示方法もいろいろ工夫がされています。
 でも、なんだかどこかスマートすぎるような・・・。

 あと、鉄道=ノスタルジーにしないためにも、未来を見すえた展示が欲しいところです。
 三江線廃線など、負のトピックもありますが、可部線の復活など、明るい話題も。
 鉄道とは何か、これから鉄道をどうしたいのかといった展示は、ぜひ必要です。
 おおさか東線の全通や、なにわ筋線の計画、うめきた新駅の見通し、北陸新幹線の延伸など、明るく来場者にアピールすべき話題はいくらでもあるはず。

 もっと未来志向の展示を増やしてほしいなぁ。
 いくらでも増築する場所はあるのですから、これからを期待します。