快速瀬戸内マリンビューに乗りました
海図。
羅針盤。
何でこんなものが、というようなディスプレイ。
でも、「海」の雰囲気を盛り上げてくれます。
快速瀬戸内マリンビューはこんな列車です。
古い気動車を改造した楽しい車両。
海図や救命浮き輪、オールなんかも見えますが、海の上を走るわけではありません。
走っているのは呉線です。
三原から海岸線に出て広島にいたります。
列車は2両編成。
前が座席指定車、後ろは自由席車。
うえの2枚が、自由席車内。
指定席車はちょっと豪華で、ガラガラ。
女子大生と思わしき2人組がソファで寝そべっていました。
反して自由席車は満員。
地元の人は「こんな車両じゃなくてもいいから増結して」と思っていることでしょう。
でも、この列車、快速とはいうものの、ぜんぜん早くありません。
ちょっと先に出る各駅停車を追い越すこともせず。
単線ですから、駅々で行き違い停車。
乗っているお客さんもわかっていて、短距離ばかりのようです。
海側の窓はぶち抜きの大きなもの。
海岸線ぎりぎりを走る呉線では、とてもうれしい装備です。
気動車のゆったりした揺れに任せて、海岸線を縫うように走ります。
こんな島、ほしいかも。
車窓を楽しむうちに、広島に到着しました。
天気がいいと、もっといいかも。