Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「ムーンライトながら」に乗ってみました

 ちょうど一週間前の9月6日(土)の夜、「ムーンライトながら」に乗りました。

 鉄道ファンではない訪問者のかたへ、ちょっと説明申し上げておきます。
 「ムーンライトながら」は、東京~大垣(岐阜県)間を走る夜行快速です。
 ぼくが乗った上りは、23:19に大垣を発ち、翌朝5:05に東京駅に着くというもの。
 座席車ばかりで、寝台車は連結されていません。
 車内は保安のためか、減光もされません。

 快速列車なので、「18きっぷ」で乗れるとあって、その通用期間には大変混雑します。
 全席座席指定なのですが、指定席券は早めに手に入れないと売りきれます。
 そのため立っている(あるいは床に座り込む)ヒトも、多く見受けられます。

 今回の旅はatupuさんとのふたり旅。
 指定券発売開始日の夕方に買いに行くと、もう2つ並びでは購入できませんでした。
 さすがに土曜の夜ですね。
 仕方なく、通路を挟んで2つ並びの旅路です。

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 車両は373系。
 真新しい特急用の車両です。
 特急用の車両なのですが、ドアデッキの間仕切りがありません。

イメージ 2


 安く乗れて、夜行で・・・。
 拮抗するものは夜行高速バスです。
 「ムーンライトながら」の車両も、座席はリクライニングしますが、バスには遠く及びません。
 しかし、定時制や安全性では鉄道に分があります。
 ちょっと席を立ったり、トイレを利用するといったことは、鉄道には比較的余裕がありますね。

 実は名前がなかった「大垣夜行」のころは何度か乗っていたのですが、「ムーンライト」を冠してからは、初めての乗車です。
 当時のがたがたの車両から比べれば、ずいぶんと過ごしやすくなったものです。
 しかも、当時は自由席でしたので、2人席に3人座ったり、通路に新聞を敷いて寝たり・・・。
 さすがに現在、そこまでする人はあまりいないようです。

イメージ 3


 東京駅に着いた様子です。
 やれやれ、お疲れさま。

 で、こんな「鉄」な写真を撮るというのは・・・。

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 こういうこと。
 同好の士が多いので、またきわめて早朝のためあまり他の目もありません。
 堂々と写真撮影できます。

 車両は昔に比べるとよくなっています。
 でも、ぼくのからだにガタが来始めております。
 というわけで、夜行快速の旅は、この年になると結構ツライですね。
 もう乗りません。
 と、乗った直後は思うのですが、また乗りたくなるから不思議なものです。

 さて、こんな「ムーンライトながら」ですが、ぼくも18きっぷ以外では乗ったことがありません。
 どうやら平常時はかなり苦戦している様子ですね。
 臨時列車化のニュースが飛び込んできています。
 この列車のためだけに、深夜に改札などの施設を開けている駅もあるでしょう。
 しかたがないのかもしれません。

 非日常が味わえます。
 オススメ!