令和5年(2023年)4月15日朝、再びとさでん文珠通電停にやってきました。
区切り打ちの徒歩でおへんろをしているわけですが、もともと12年程度で一周しようという、すごくのんびりした計画です。
それでも、すでに2018年の開始ですから、すでに5年目に入っています。
ちょっと遅れ気味でしょうか。
昨年は、2月に室戸市役所前~安芸市役所前を歩いて、さらに秋にもでかけるつもりだったのですが、演奏活動につい熱が入ってしまい、スケジュール過密でうっかりタイミングを失いました。
反省。
というわけで、今年(令和5年)は、集中的に歩みを進めることにしています。
とさでんの始発電車に乗り、文珠通電停へ。
今年の朝ドラは牧野富太郎をモデルにしている「らんまん」が放映されるということで、JRもとさでんもラッピング車両が走っています。
ポスターもあちこちに貼られています。
電停から市街地を南に向かい、五台山を目指します。
古くからの集落の中に、五台山への登り口が現れました。
街を見下ろす墓地の間を通り抜けて、雨の中を上ります。
しばらく上ると、牧野植物園の中に突入します。
園内の小道がおへんろ道です。
おそらくもとの竹林寺の境内の一部が牧野植物園に使われているのでしょう。
お遍路さんは無料で通過することができます。
雨に濡れるつつじが美しい。
あじさいも、もう咲き始めていました。
牧野植物園から、さらにしばらく進むと、竹林寺さんです。
かなり立派な山門。
境内も凛とした美しさ。
りっぱな伽藍です。
おりしもちょうど開創1300年の記念式典、秘仏ご本尊のご開帳を控えておられて、境内はあわただしくてんやわんや。
本当にお坊様が走っていらっしゃいました。
えらい日にお参りをさせてもらいました。
本当は境内からは見晴らしが良さそうなのですが、残念ながらガスってしまい、何も見えません。
本当に境内全体がお忙しそうなので、早々に退散しました。
帰りの参道では、どこかからとてもえらいお坊様が到着されたようで、一団となってお寺に上がってこられました。
つづく。