Magoの旅と音楽と

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「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」を観ました

■劇場(字幕)

 スーパーマンの活躍は厄災ももたらしていた。
 強大な力を、個人にゆだねてもいいのかという世論が巻き起こり・・・


 「マン・オブ・スティー」の続編ですね。

 ビルが崩れ去ったらどうなるか。
 そのがれきが撤去されたらどうなるか。
 21世紀初頭を生きるぼくたちは、そのシーンをニュース映像で知っています。
 だから、面白い。
 災害対応に関する美術が、作品を盛り上げています。

 面白いですねぇ。
 こういう映画。

 実際にスーパーマンがいたらどうなるのか。
 活躍で破壊された街はどうなるのか。
 なんてことを、大真面目に議論しあうのでしょう。
 酒でも飲みながら。
 楽しそう!

 で、酔っぱらいの与太話のような設定(失礼!)ながら、ちゃちくならない。
 というか、重い。
 ザック・スナイダーらしい作品なんですね。
 なんというか、お気楽さがありません。
 「マン・オブ・スティー」もそうでしたが、スーパーマンってこんなでしたっけ。
 でも、そこがいい。
 現代の解釈のスーパーマンが生き生きと描かれます。

 また、この作品、長いんですね。
 でも、辟易とするところはなく、むしろ満足感につながります。
 次回への伏線もあちらこちらに。
 最近多いのですが、大きくなってしまった子どものための、おとぎ話。
 次回作も、もちろん観に行きます。

 バットマンのテーマも、スーパーマンのテーマも流れません。
 パーカッションオーケストラにシーラEの名前が!