Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

六道まいり ~ 六道珍皇寺

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 お盆ですね。
 京都では、先祖を迎えるという意味で、六道まいりをするという風習があります。
 六道まいりというのは、六道珍皇寺へお参りすること。
 日曜日、母とともに、父とご先祖様を迎えに、お参りしました。

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 沿道、参道にお店がぎっしり出ています。
 ちょっとしたお祭り状態です。

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 鐘楼で、「迎鐘」を打ちます。
 もちろんお迎えするのは、先祖の御霊。

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 鐘楼の隣の焔魔堂には、小野篁(おののたかむら)のお像。
 百人一首にも登場される有名人。

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 そして、閻魔様のお像。
 もちろん、あの世への裁判官。

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 なぜ、このお寺で御霊をお迎えするかというと、こちらがその由縁。
 あの世とこの世をつなぐ井戸、といわれています。
 小野篁さんは、この井戸を通って、閻魔様にもお仕えされたとか。

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 本堂は至って普通のお寺です。
 ただ、お盆前に一番にぎわうという、珍しいお寺です。

 こちらの作品(「かたみ歌」朱川湊人)にも、このお寺のことがたびたび記されています。
 ご興味のあるかたはどうぞ。