Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「イントゥ・ザ・ウッズ」を観ました

■劇場(字幕)

 子どもが授からないパン屋の夫婦は、それが魔女の呪いであることを知る。
 呪いをとくべく深い森に入り込むのだが。

 ブロードウェイミュージカルを映画化した作品です。
 ミュージカルパートがある映画なのかと思えば、ガッツリとミュージカル映画でした。
 冒頭から歌っています。

 聞いたことのないようなフレーズで紡ぎだされる曲たちです。
 リズムも節回しも独特。
 けっこう大きな編成に聞かせる音楽作りです。
 いい感じ。

 ストーリーは、「赤ずきん」「シンデレラ」「ラプンツェル」「ジャックと豆の木」たちのその後。
 おとぎ話の後日譚。
 おとなのためのおとぎ話です。
 ドリームワークスほどあからさまではありませんが、ところどころのセリフに毒が盛り込まれています。
 なんだかおしゃれです。
 ディズニーにしては冒険している部分もあるのでしょう。

 時に残酷な、古い物語。
 このストーリーは、誰が幸せをつかむというのでしょうか。
 そして、この作品のターゲットは誰でしょうか。
 ぼくは楽しめましたが。

 サウンドデザインもすごいです。
 新しい劇場で見ないと、音が破綻するでしょう。
 テレビではもったいない。