Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「ラブ&ドラッグ」を観ました

■DVD(吹き替え)

 よい顔立ちと巧みな話術でセールスを張るジェイミー。
 そんな彼は、女性問題も多いが、いつもうまく切り抜けてきた。
 製薬会社の営業職についた彼は、病院で出会った女性患者と・・・。

 「ドラッグ」というと怪しげに聞こえますね。
 このドラッグ、製薬会社のお薬です。
 「恋につけるクスリ」などとしなかったのは正解。
 なんせオトナが対象。

 セックスから始まる恋物語
 そんなサブキャッチフレーズがついています。
 「セックス&ドラッグ」なら、日本では完全にあちら系の映画ですが。
 さすがにそんなことはなく、「ラブ&ドラッグ」です。

 ファイザー製薬やサムスンなど、実名でメーカーが登場します。
 邦画も見習わないといけません
 そういえば、プロザックってどこのメーカーでしたっけ。
 バイアグラファイザーだったんですね。
 なるほど。

 先が読めるとか、ベタだとか、そんなこという人は、この作品を観ないほうがいいのでしょう。
 ラブストーリーですから、最後はくっつくか離れるか。
 離れる理由が、単なるお別れだったり死別だったり。
 あるいは、オープンエンドだったり。
 おそらくこういう作品は、プロセスや雰囲気を楽しむ作品なんだと思います。

 男女のお付き合いだって、そういう関係になるまでの駆け引きが楽しいんですよね。
 え?
 ちがう?
 いえ、別にやり逃げしようってわけではありません。
 なんという怪しい・・・。

 そうはいいながら、軽いだけの映画ではありません。
 クスリの利用、セールスマン同士の駆け引き。
 そして彼女の抱える病。
 人との付き合いや、病気との付き合い。
 上手いバランスで配合されています。

 アン・ハサウェイも素敵です。
 ジェイク・ギレンホールは、面白いほどに男前です。
 笑えます。
 いい感じ!
 オトナのカップルに。