地図を見てもらえればわかるように、高度を稼いだあとは、基本的には尾根ルートです。
一路、南下して高野山を目指します。
木立の中の町石。
雑木林に建つ町石。
上の方にある、町石。
ハイキングコースの目印のような町石。
ずっと尾根伝いを歩きますから、「あれ?さっきも通った?」という既視感に苛まれます。
町石は、そうした心の迷いの道しるべなのかもしれません。
「◯◯町」の数字が減っていく喜び。
導かれる安心感。
上古沢駅方面の分かれ道。
相当気をつけないと、通りすぎてしまうほど上に立つ町石。
また展望台がありました。
かつらぎ町天野の集落が見えます。
展望台の横には「二ツ鳥居」。
なぜか鳥居が2つも並んでいます。
高度が高いこともあり、まだツツジが綺麗に咲いていました。
すぐその横にある町石。
その脇に、壊れた道標。
「左 慈尊院」の文字が見えます。
手入れの行き届いた杉林。
「白蛇の岩と鳥居」
白蛇にいたずらをしたお坊さんのはなしが伝えられています。
白蛇は見ませんでしたが、この行程では、蛇を何匹か見かけました。
なぜか世俗の風。
ゴルフコースのスタート地点(なんというのか知りません)のすぐ脇も通ります。
ぼくたちを見かけたキャディーさんが、ゴルフをしているおじさんに町石道の説明をしていました。
「ほら、あそこにも卒塔婆が立っているでしょう」と、キャディーさん。
神田の地蔵堂に出ました。
地蔵堂の前の手入れされた植木。
もしかしてブルーベリー?
ちがいます?
すぐ脇には、真新しいトイレがありました。
もちろん体調を整えます。
水洗はもちろん、なんとウォッシュレット。
水道もあるので、ここでようやく手を洗うことができました。
水道水であることが明記されていますから、空になったペットボトルに水を入れさせてもらいました。
地蔵堂を遠望。
のんびりした牧歌的な風景が広がります。
つづく。
軌跡入りの地図はこちら。(Google Map)