Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

東高野街道 第11回 六本杉峠~神田地蔵堂

地図を見てもらえればわかるように、高度を稼いだあとは、基本的には尾根ルートです。
一路、南下して高野山を目指します。

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木立の中の町石。

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雑木林に建つ町石。

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上の方にある、町石。

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ハイキングコースの目印のような町石。
ずっと尾根伝いを歩きますから、「あれ?さっきも通った?」という既視感に苛まれます。
町石は、そうした心の迷いの道しるべなのかもしれません。
「◯◯町」の数字が減っていく喜び。
導かれる安心感。

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上古沢駅方面の分かれ道。

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相当気をつけないと、通りすぎてしまうほど上に立つ町石。

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また展望台がありました。
かつらぎ町天野の集落が見えます。

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展望台の横には「二ツ鳥居」。
なぜか鳥居が2つも並んでいます。
高度が高いこともあり、まだツツジが綺麗に咲いていました。

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すぐその横にある町石。

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その脇に、壊れた道標。
「左 慈尊院」の文字が見えます。

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手入れの行き届いた杉林。

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「白蛇の岩と鳥居」
白蛇にいたずらをしたお坊さんのはなしが伝えられています。
白蛇は見ませんでしたが、この行程では、蛇を何匹か見かけました。

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なぜか世俗の風。

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ゴルフコースのスタート地点(なんというのか知りません)のすぐ脇も通ります。
ぼくたちを見かけたキャディーさんが、ゴルフをしているおじさんに町石道の説明をしていました。

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「ほら、あそこにも卒塔婆が立っているでしょう」と、キャディーさん。

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神田の地蔵堂に出ました。

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地蔵堂の前の手入れされた植木。
もしかしてブルーベリー?
ちがいます?

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すぐ脇には、真新しいトイレがありました。
もちろん体調を整えます。
水洗はもちろん、なんとウォッシュレット。
水道もあるので、ここでようやく手を洗うことができました。
水道水であることが明記されていますから、空になったペットボトルに水を入れさせてもらいました。

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地蔵堂を遠望。
のんびりした牧歌的な風景が広がります。

つづく。



軌跡入りの地図はこちら。(Google Map)