展望台から先に進みます。
柿畑の中、照りつける太陽の下、高度を稼ぎます。
真夏の空気。
爽快な風景。
展望台で休憩したばかりなのですが、みかんの無人販売に遭遇しました。
もちろん休憩します。
あまなつ、はっさく(?)が1つ100円。
料金設定が、わかっていらっしゃる。
とても美味しく頂いたのですが、当然に手を洗うところがなく、ネチャネチャのまま、先へ。
カメラもネチャネチャ。
防水カメラを持って来るべきだったかと思いました。
たまに町石以外の道標もあります。
「右 かうや三里あまり 左 こかわ かうやち◯・・・」
斜面の上の方に建つ町石。
杉木立の町石。
たまに視界がひらけます。
このあたりでハクビシン(?)を見かけました。
旧跡「榧蒔石(かやまきいし)」。
樹の根元の石をそう呼ぶようです。
この石から、弘法大師がかやの種を撒かれたとか。
どこに立って蒔くのかと思えば、林道を整備するときに削ってしまったのだとか。
看板をつけるほどの旧跡なのに、無茶をしたようです。
「くくりわなに注意」のビラ。
クマ対策なのでしょうか。
うっかりヤブに踏み込むことはできません。
くくりわなそのものは、今回は確認できませんでした。
素人の目に着くようなところには仕掛けていないのかも。
町石以外の道標。
「右 慈尊院 左 山?」
高度が上がっているのがわかります。
町石。
頭の擬宝珠が失われている150町石。
すぐとなりに、再建された150町石。
修復された古いものと、再建されたものが並ぶ149町石。
町石。
こちらは道標。
「右はじつそんいんみち 左はざいえやみち」?
仮名遣い、内容ともすごくテキトー、かつ自信なし。
町石の写真を並べてみました。
一緒に歩いているつもりになってもらえたでしょうか。
ならない?
そう・・・。
いいんです。
自己満足ですから。
よくわからない碑。
どういう意味なのか、さっぱり。
六本杉峠に到着しました。
六本どころか、一面杉林です。
ここでお昼にしました。
この夏最初の蝉の声が聞こえてきました。
つづく。