ちょっと間が開いてしまいました。
平成26年2月11日に歩いた記録です。
街道然とした、歩きやすい道。
紀伊清水の集落の景観です。
大きなお屋敷がいっぱいあります。
かまどが残されているお宅もあるようです。
清水不動寺。
お不動さまをお祭するお堂が街道沿いに建てられています。
古い家並みが途切れると、街道は紀の川の堤防に沿います。
うららかな日を浴びて、梅がつぼみをふくらませています。
枝にはトックリバチの巣がついていました。
堤防に、お地蔵様が。
どんないわれがあるのでしょうか。
こちらにも。
街道を進むと、成就寺というお寺があります。
白い手入れの行き届いた土塀と立派な門。
境内には、船の上におかれた意匠の「船越喜右衛門之碑」が建てられています。
めぐみをもたらす紀の川も、昔はたびたび大暴れしたようです。
1852年の大水で、当地、南馬場丁田地域に取り残された村人を、学文路地域の喜右衛門が勇気を持って船で救出した功績をたたえたものです。
地域の英雄ですね。
こちらは、街道に面して建つ天満宮さんの鳥居。
背後の斜面に天満宮さんがあるようで。
大きなお宮さんなのでしょう。
この南馬場という地域は相当に広いようです。
現代の国道370号線と合流しました。
合流する地点には六地蔵様がお祀りされています。
東家の渡しのところについで、第2の六地蔵様です。
道標も建てらています。
「高野山女人堂まで2里」
「橋本町東家渡1里、 伊勢へ36里 大坂へ12里 堺へ9里」などと書かれています。
つづく