Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「ロボコップ」を観ました

■劇場(字幕)
 警官の汚職も絡む事件を操作するマーフィー。
 捜査をするうちに「事故」にあい、瀕死の重傷を負う・・・

 もちろんあの「ロボコップ」のリメイクです。
 もう27年も経っているなんて・・・。
 あの頃のオライオンピクチャーズは、すごいレーベルでした。
 今は、MGMに吸収されて・・・。
 でも、ロゴも、そしてあのテーマ音楽もそのまま使っているんですね。
 いい感じです。
 旧シリーズにすごく気を使って作られています。

 ロボットのおかれている状況も、この27年ですごく変化しました。
 前作の時代には、ロボットは重厚で、動きもゆっくり。
 今回のは、走り回っており、反射スピードも人間を上回っている設定です。
 変わりました。

 もうひとつ変わったといえば、マスコミ。
 前作のポール・バーホーベンの扱いとはちょっと違います。
 でも、いかにも現代的。
 シニカルではあります。

 前作はバイオレンス色が濃かったため、色々衝撃的でした。
 前作のトラウマものといわれている殉職シーンと比べて、本作はあっさり。
 でも、その後のスーツを脱がすシーンはなかなか。
 いかにも今風。
 たしかにステロイド抗生物質も投与するのでしょうね。
 でも、全般に暴力シーンはおとなしめです。
 ちょっと残念。

 街なかをライフやバモスといったホンダの軽自動車や、トヨタのWill Viが走っています。
 時代設定は2029年。
 アメリカ人から見れば、見慣れない車種で未来的なのかな。
 どちらかといえば旧車なのですが。
 前作ではマットブラックのフォード・トーラスが警察車両として多数登場していました。
 そこから比べると、ちょっと残念。
 インパクトのあるメカや車両があまり出てきません。

 全体にとてもいいでき。
 旧シリーズのファンも必見です!
 続編があるなら、絶対に見に行きます。


 こちらは旧シリーズ第1作の予告編。
 何故か音楽がオライオンピクチャーズの前作、「ターミネーター」から使いまわされています。