「アイドル新党」原宏一（徳間文庫）

　春乃マキは、崖っぷちのグラビアアイドル。
　事務所の方針で、政界に打って出るのだが。

　原宏一さん、勢いづいていますね。
　いろんな作品が、一斉に平積みにされています。

　もとは売れっ子アイドル。
　でも今は崖っぷち。
　ということは、そこそこ熟れた年齢。
　勢いや熱意の塊のようなマキ。
　そのマネージャーの主人公。
　そして、ひとくせあるオジイ。

　選挙って大変なんですね。
　今もわ～わ～やっていますね。
　まるでヒトゴトのような世界。
　でもそこにどっぷりな人達もいるわけで。
　意外と身近なのかもしれません。
　あまり実感出来ませんが。

　個人の思いって・・・。
　党利党略って・・・。
　そうですよね、ビジョンがなくっちゃあ。
　でも、どこも帯に短したすきに長し。
　全面賛成はしかねるわけであります。
　しかし、消去法で・・・ここか・・・。
　という感じ。

　おそらくみんなそんなもんなのでしょう。
　しかし、これだけ政治主導で経済が動くんですから、今回は関心も高いことでしょう。
　そろって投票に行きましょう！

　ふ～ん。
　ちょっと政治に関心が向いたかな。
　痛快な作品です。