Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

東高野街道 第3回 JR星田駅~忍ケ丘

星田駅をあとにします。

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すぐに建設中のポケットパークにこんなものが。
「Hotaru no sato」「Hoshida station」「Yamanarie」
まるで新興住宅地の表札のようですが、書いてあるのはどうやら地名です。
道標ということになりますが、おしゃれなんだか、役立たずなんだか。

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あまり面白くない道を歩きます。
この辺りで寝屋川市に入りました。

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こんな道路では、面白くないのは、犬も同じ。
目だけでこちらを見ていました。
もちろん暑いわけではありません。
奴はヤツなりに、思うところがあるのでしょう。

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足元に電車がやって来ました。
半地下の駅。
東寝屋川駅です。

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駅前すぐとは思えない、閑静なお屋敷街。

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駅前、街道沿いに大峰講の石碑がありました。
愛宕講の灯籠がなりを潜めて、変わって大峰講の碑が見られるようになりました。
うちの近くにはありませんから、違う文化圏に来たんだなあと、実感。

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打上古墳群と弘法大師像。
この辺りは古墳が多かったんだけど、開墾で邪魔になった石をここに集めちゃったんだよ。
って、今ならとんでもないことなのですが、100年ほど前までは、当たり前だったようで。
もったいない。

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そんなことを聞くと、道端の石もありがたいものに見えてくるから不思議です。
いえ、ただの道端の石なんでしょうけど。

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ゆるやかに坂を下っていきます。

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「二月堂」「八幡宮」と書かれた灯籠です。
説明文によれば、観音講の灯籠だそうです。
二月堂は奈良の二月堂。
柳谷・二月堂両観音講が当地にはあるという古老のお言葉が記されています。
思わぬ所で、ぼくにとっては身近な地名。
「柳谷」観音様は、京都乙訓の長岡京市です。
ここらからみんなでワイワイと乙訓まで歩いたのかと思うと、ちょっと楽しいかも。

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正縁寺さん。
なんでも石仏がいっぱい境内にあるそうなのですが、残念ながら閉まっていました。

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小さな谷を渡る雰囲気。

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谷筋に沿っての街道に、古いお屋敷が残されていました。
勝手に逃げ出さないように、フェンスで取り囲まれています。

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現代の道しるべ。
さきほどからどうやら寝屋川市は「鉢かつぎ姫」をモチーフにしているようなのですが。
この石碑はなんだか不気味。
はっきりいって、ちょっと怖い。
夜の写真の片隅に写っていたら、心霊写真として投稿されるかも。

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忍ヶ丘駅に到着!

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ぎょ!

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なにの物語をモチーフにしているのかは知りませんが、地図です。
この地図なかなかすぐれもの。
ゆっくりと参考にしました。
寝屋川市は、説明板や案内地図がしっかりしていて、このあと大変助かります。
別に前もって調べていけば済む話なのでしょうが、現地での案内がしっかりしているに越したことはありません。

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東高野街道の道案内。
大変参考になります。

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実は公園の中のこの道が街道筋です。
これは地形図からは読み取れません。

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とうとう国道170号線(旧道)に入りました。
ここからしばらくは、この国道と付き合うことになります。

つづく。


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