「アルティメット」を観ました

■ＤＶＤ（吹き替え）

　近未来（２０１０年）のパリ。
　犯罪で荒廃する「バンリュー13」地区に手を焼く政府は、壁を作って隔離する政策をとっていた。
　強奪された核弾頭が、「バンリュー13」地区に持ち込まれたのだが。

　スタントを使わない。
　ワイヤーアクションを使わない。
　CGも使わない。
　そんな売り文句の、この作品。
　素晴らしいアクションの連続です。
　また、そんなことが売り文句になる時代にもびっくりです。

　「ヤマカシ」に通じるベッソン印。
　緻密なシナリオとアイディア。
　おそらく極限まで切り詰められた編集。
　もっと観たいと思わせる尺に、想いが詰まっているのでしょう。

　道具を利用した殺陣が多いからでしょうか。
　格闘シーンは、なぜか往年のジャッキーチェン作品を思い出します。

　かなりケガ人が出ていそうです。
　面白い作品！
　劇場に足を運ばなかったのが悔やまれます。
　オススメです。

Magoの旅と音楽と