Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「トロン:レガシー」を観ました

■劇場 3-D(吹き替え)

 IT業界のカリスマ的存在だったケビン・フリンが失踪してから20年。
 息子のサムは、父から届いたメッセージを頼りに放棄された彼のオフィスを訪れるが・・・。

 ・・・。
 ・・・・・。
 ???。

 なぜこれを作ったのか。
 なぜ、今、これを作りたかったのか。
 たしかに、期待度は半端ではありませんでした。
 すごく公開が待ち遠しい映画でした。

 もちろんファンタジー
 ヤボなツッコミは無用です。
 でも、でも、でも。

 前作、観たはずなのですが、もうひとつ思い出せません。
 とりあえず、プログラムが擬人化されて描かれる世界観は思い出せました。
 ということは「グリッド」は今の感覚で言うとOS?ハードウェア?
 とりあえず、ネットワーク時代についていけていない世界観です。
 Wi-Fiというコトバは出てきますが、インターネットそのものを無視。
 ムリがあります。

 なんというか、美術は素晴らしい。
 たしかに美しい世界です。
 3Dの使い方も、3Dでなければ描けないような場面をうまく表現しています。
 でも、これって・・・。

 昔、カラーが出始めた頃、名場面だけがカラーで描かれ、あとは白黒という作品があったそうですね。
 そう。
 そんな作品を思い起こさせます。
 だって、半分ほど2Dですから。
 これでいいのでしょうか。

 いろいろ疑問の残る映画でした。