岡山県吹屋ふるさと村
岡山県吹屋ふるさと村に行きました。
約20年ぶりの訪問です。
前回訪れたときは、とんでもない山の中の忘れられたような集落だったのですが・・・。
当然、今も位置は変わらないのですが、いっぱい道路が新設されて行き易くなっていました。
道路、拡幅しないで新設するんですね。
さて、吹屋地区は銅山、そしてベンガラの産出で栄えた典型的な鉱山町です。
山の中の窪地に続く街道筋に、突如比較的大きな規模の集落が現れます。
過疎化や都市への集中にさらされ、図らずも景観が守られてきました。
もちろん修景や保存といった努力もなされています。
しかし、かなり空き家が目立ちます。
それなりに観光地化も。
平日にもかかわらず、観光客の姿がちらほら見られます。
商家やベンガラを生産していた家など、何件かの家屋は内部を公開しています。
こちらは郵便局。
小さな特定郵便局かと思ったら・・・
中は本格的な大きさの郵便局。
ふるさと産品の展示コーナーや観光客用の休憩コーナーまである広さ。
修景の技術とやる気に驚きです。
こちらは町外れの小学校。
現役で小学校として利用されている校舎建築では最古のものだそうです。
現在の児童数は6名。
奇しくもこの日、来春で閉校というニュースが流れました。
つづく。
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