八日市の洋食屋さん「ABC食堂」にいきました
以前に読んだ、姫野カオルコの「ちがうもん」という小説。
このなかに、魅力的な洋食屋さんが描かれています。
というわけで、行ってみました。
八日市駅からは、歩いて10分ほどでしょうか。
広い道には面しておらず、ちょっとあなぐら的。
外から見ると、営業中なのかどうかもわからない雰囲気です。
静かなひとけのない八日市の街。
扉を開けるとほぼ満席の店内に圧倒されました。
10人がけほどの大きなラウンドテーブル。
4人がけテーブルが3脚。
2人がけが・・・
そんな感じです。
老舗の洋食店なのですが、建て替えられているため、都市部のカフェのような内装になっています。
もしかして2階もあるのかも。
こちらがこの日の日替わりランチ。
おいしそうでしょ!?
こちらがくだんの「公民館」というメニューです。
コロッケとコキールのセットです。
コロッケは、一般にはミンチカツといった感じ。
コキールは、一般的にいえばグラタンでしょうか。
しっかりした味付けのものと、あっさりした味付けを、メリハリつけて使い分けられています。
実直な老舗の洋食屋さん。
八日市のかたがたの、憧れの味であり続けた証が感じられます。
お店の雰囲気といい、近くにこんなお店がほしい、と思わせてくれます。
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