Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「夢のような幸福」三浦しをん(新潮文庫)

 萌え、漫画、映画、古書・・・。
 濃厚な独自のエッセイが繰り広げられる。

 「まほろ駅前多田便利軒」が、面白くて・・・。
 職場で話していたら、とあるかたが本書を勧めてくださいました。

 めくるめく想像力。
 湧き上がる妄想力。
 でも控えめな行動力。
 いい感じです。

 不学の限りです。
 実は「まほろ駅前多田便利軒」を読んでいるとき、三浦何某はオッサンだと思っていました。
 というのも、あまりに作品の中年男性像がリアルだから。
 てっきり主人公、多田のような人物が描いているのかと。
 ぼくの想像力は、たかが知れたものです。

 しをんさんは、若い(?)女性だったのですね!
 しかも、オタク系。
 いい感じです。
 ますますファンになります。
 ウェブで検索しても、ずいぶんキレイなかたです。

 そういうわけで(どういうわけで?)、本書を読んで、ぼくが最も想像力を働かせた箇所がこれ。
 湯船の縁に腰かけるという不安定な体制のまま、顔面で製塩しつつ湯が冷めるまで全裸で寝る・・・
 と、
 私は試着室の床にしゃがみこむGを前にして、服を脱ぎはじめた。
 しをん様はBL萌えだそうですが、これは、しをん様萌え、ですね。
 ますますもっていい感じです。
 ご友人たちも、これまたいい感じ。

 あぁ、なぜ女性が集まってお話をしていると華やかなのでしょう。
 実はとんでもない話題だったりもするようですが・・・。

 「オタクちゃん萌え」なかた、必見。