Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「JAZZ 6 PIANOS」コンサートに行きました

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 「JAZZ 6 PIANOS」というコンサートに足を運びました。
 その名の通り、6台のピアノでジャズを奏でる試みです。
 今年が3年目だとか。
 ぼくは初めてです。
 メンバーが超豪華!!

 パンフレットの順番で
 そうそうたる面々です。
 この方々が6台のピアノを一斉に鳴らし、ひとつの音世界を創ります。

 華やかなオープニングに続き、ソロでのスタンダードを1曲ずつ。
 同じ1台のピアノを、順番に奏でられるのですが、音の違い、音楽観の違いがありありと出ます。
 「猫が乗っても鳴るピアノですが」、やはり違いますね。
 名人たちは。
 順番に奏でられるのですが、笑わせる要素もいろいろと。

 さて、ソロは「スタンダード」という縛り。
 オスカー・ピーターソンマンシーニ、モンク、などの楽曲の中に異色の一曲が。
 小原孝さんは、「バルカローレ」。
 熱演に、会場のあちらこちらから笑いが漏れます。

 みなさん色が違いますよね。
 ぼくの勝手な印象ですが・・・
 職人、芸人、織り姫、情熱家、クール、ゲージツ家
 といったところでしょうか(全部、敬意をもってホメています)。
 みんな昔から好きなピアニストです。
 佐山雅弘さん、国府弘子さんは、かなりハマってこれまで聴いてきました。

 そんな方々が、それぞれの色を失わずに調和して、ひとつのものを作り上げられます。
 そして、奇襲的崩壊!
 すんばらしい!!!

 なかなかピアノのSoliって聴けません。
 独特の広がりを見せますね。
 とくに、PAを使わない生音だったので、何度もライブハウスでは聴いている佐山さんは、また違う印象でした。

 全国11カ所のツアーで、あと残すところ6カ所。
 大阪会場現在、観客動員数のべ20,000人。
 ジャズの催しにしては、なかなか大規模。
 ついて回りたいくらいです。

 売れっ子ミュージシャンばかりで、なかなかスケジュールも合わないでしょうが、これからも続けてほしいと思います。
 またあったら、絶対また行きます!