Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

南禅寺へ その2~三門を仰ぐ

 うろうろ、きょろきょろで、なかなか目的地にたどり着かないのが常であります。
 暑い夏にうろうろすると、汗がいっぱい出て、やせ細りそうです。
 ウソです。
 あいかわらず、肥満傾向を持続中。

イメージ 1


 こちらが、表の門。
 なんていう門でしたか。
 このひとつ北に位置するのが勅使門という立派な門ですが、そちらは人は通れません。
 こちらを通って・・・。
 ただし、観光地の雰囲気は満点です。
 すっかり旅気分。

イメージ 2


 勅使門の正面に回り込むと、三門の偉容が正面に現れます。
 とにかく大きい!
 この写真、ちょっと大きさがわかりにくいですが・・・。

イメージ 3


 近づくと、こんな感じ。
 これが木造建築か、と改めて感心させられます。
 奈良東大寺にも引けをとらないサイズです。
 クレーンもない時代に、どうやって建てたのでしょうね。

 上にのぼるのには500円。
 今日はパス。
 京都の街を一望できるそうです。
 「絶景かな、絶景かな」。

イメージ 4


 三門を抜けると、法堂へ。
 気持ちのいい路が続きます。

イメージ 5


 脇の花壇(?)は、苔むしています。
 苔マニアなら、タマラナイでしょう。
 ぼくは苔マニアではないので、眺めて通り過ぎるだけですが。

イメージ 6


 三門を振り返ると、こんな感じ。
 なんだかサイズ感がありません。
 なぜでしょう。

イメージ 7


 こちらが法堂。
 失火で消失したため、明治時代の建築だとか。
 いきなり近代の建築物なのですが、まわりにしっくりとなじんでいます。
 洋館やレンガ造りのお寺にしなくてよかったと思います。
 当時の大工さんたちに拍手。

イメージ 8


 こちらは法堂の側面。
 複雑な雁木。
 凛とした禅寺らしい佇まい。
 かなり凝った作りです。
 今建てるとしたら、木材の調達から、こうはいかないのでしょう。
 100年ほどしか経っていない寺院建築ですが、これはこれで値打ちがありますね。