Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を観ました

■劇場

 様々な命運を賭け、渾身の作を仕上げた茶川。
 作品は芥川賞候補に!

 文句なく、面白い作品です!
 意見もいろいろあるのかもしれませんが、その意見はこの作品への期待であり、愛です。

 人情劇と、ちょっと懐かしい風景。
 新しい感性。
 クセのない(なさすぎる?)映像。

 映像表現は、全作をさらに上回っていますね。
 動きも、浮いていないところも。

 ただ、セット。
 ちょっと汚すぎやしないでしょうか?
 あれでは、現代まで残っている昭和30年代グッズです。
 木造建築だって、空襲後の建築物ですから、ものの築十数年。
 ホーロー看板は、できたてほやほやのはずです。
 反戦モノのテレビの2時間ドラマなどで、やたらにきれいな服を着た子供たちの学童疎開シーンがあったりで、さめちゃうことも多いのですが、この映画は反対。

 とはいえ、面白い!
 前作を観たほうが、より楽しめますが。
 母と一緒に観たのですが、母は前作を観ていませんでした。
 アクマ先生が踊っている理由や、茶川とヒロミの関係など、唐突で訳がわかんなかったようです。

 オープニングのビジュアルなど、ぜひ山崎監督には次期ゴジラを撮ってほしいな。
 全く新たな視点で。

 山崎監督、次回がどんな題材でも観に行きます!