Magoの旅と音楽と

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新名神高速道路、甲南PAのトイレ

 先日、新名神高速道路を走りました。
 その開通区間のちょうど中間地点あたりに、甲南パーキングエリアがあります。
 ここのトイレは、もちろん最新式。
 これからのパーキングエリアのトイレの見本、といったところでしょうか。

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 男性小用便器です。
 なんと、間仕切り装備!
 それぞれのブースに、カサ掛けや荷物置き場が装備されています。
 もちろん自動洗浄。

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 こちらが洗面台。
 もちろん手を洗うところなんでしょうが、顔を洗ってもイイかも。
 こちらは各台に、石けんサーバ、乾燥機がついています。
 もちろん、センサ付きで、自動で出てきます。
 そして、手を洗うのは「お湯」!
 40度くらいのお湯が出るのです。

 もちろんこんな洗面台は、ホテルなどではよく見かけます。
 でも、高速道路のパーキングエリアでは、初めてお目にかかりました。
 高速道路パーキングエリアのトイレといえば、寒くてちょっと独特のニオイがして。
 暗くはないけど無機質で、いつも床が濡れている。
 そんなイメージでした。

 でも、パネルの利用でウッディな雰囲気。
 男性の小用に漂う、殺伐とした感じを払拭。
 顔でも洗ってスッキリしようか、と思わせる洗面台。
 これからのパーキングエリア、ってかんじ。
 「ここまでする必要があるのか」の声も聞こえてきました。

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 もちろん、サービス施設そのものも明るくて、いい感じです。
 オススメです。

 新名神高速道路には、もうひとつサービスエリアがオープンしました。
 土山SAです。
 こちらの施設は上下線共用の大型施設。
 なかにはその場で焼いているパン屋さんや、セブンイレブンまで入居しています。
 なかなかやる気を感じさせてくれるSAなんですが・・・。
 トイレは、至って普通です。
 洗面台は「水」が出ますし、内装も従来通り。
 しかも、規模の割に大便器の数が6つと異常に少ないのです。
 バリアフリー対応やオストメイト対応などで、最近一部屋あたりの面積は大きくなりがち。
 でも部屋数というのは、実は一番求められているバリアフリーであることを忘れないでほしいのです。
 大型パーキングエリアに求められるトイレの条件とは?

 使いやすいトイレとは何か。
 施設のデザイナーさんはTPOにたったトイレ、ぜひ考えてみてください。