Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

京都桂のカレー屋さん「ターバンカレー桂駅前西口店」に行きました

 以前から、ウワサのカレー屋さんが京都に進出、ということで非常に気になっていました。
 やっと足を運ぶことができましたので、ご報告を(ダレに?)。

 本拠地は金沢で、若者の間では知らない人はいないとか。
 過去にはブランドをめぐってお家騒動もあったようで、イヤがおうにも期待が高まります。
 つまり、味と暖簾に誇りがかかっているという証拠です。

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 阪急洛西口駅ヤサカバスの営業開始で、以前ほどは活気がなくなってしまった阪急桂駅西口です。
 とはいえ、いまも西京区内随一のターミナルであることは間違いありません。
 その桂駅西口ロータリーの北側、ファミリーマートの入っているビルの地階にあります。

 地階ですから、もちろん階段を下りていくことになります。
 階段の踊り場には上の写真のようなメニューが。

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 階段を下りたら正面の方の入り口です。
 左側は別のお店「コラボ」。
 ただし、こちらも気になります。

 ドアが少し重いようで「強く押してください」なんて書いてあります。
 店内は4人がけテーブル席が3つと、カウンタ席が8つ。
 そんなに大きいお店ではありません。

 店内はテレビもついて、さらにFMラジオも流れている、どちらかといえば雑然とした雰囲気です。
 ファミレスチェーンというよりは、個人経営の喫茶店といった感じ。
 まんが雑誌や週刊誌も完備されています。
 地下なので、もちろん窓はありません。
 このアナグラ感は、おっちゃんには長居を誘うものです。

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 さて、こちらが「ロースカツカレー」、650円(税込み)。
 さほど辛くない、しっかりと煮込まれたカレーソースにロースカツがのっています。
 カレーは香りと深みが感じられる、デミグラス系。
 カツは細い目に切られていて、カレーとは別のソースがかけられています。
 このカツにかけられているソースは酸っぱいめのもので、カレーに意外なアクセントを添えています。

 悩んだのが、ライスの上にのせられているキャベツの千切りです。
 初めて見る盛りつけです。
 このキャベツは、脇に動かして食べるのか、それともカレーソースとライスとともに食べるものか。
 ぼくはカレーライスとともに食べてみました。
 さほど辛くないとはいえ、じわじわと効いてくるカレーの辛さに、キャベツのすっきりした甘み。
 シャクシャクとした歯触りが、濃いめのカレーに爽やかさを感じさせます。
 これ、おいしいかも。

 国道○○号線は、県内の第2の都市○○と最近○○市に合併された旧○○町をつなぐ幹線道路だ。
 峠を越えて市街地に入るちょっと手前のカーブに、その喫茶店はあった。
 朝から走り通してきた休憩もかねて、ちょっと遅いめの昼食をゆっくりとることにした。
 片側1車線の道理脇には、先週降った雪が黒く染まっている。
 雪解け水で緩くなった泥を踏んで喫茶店のドアを押すと、カウベルの音が出迎えた。
 どうやら還暦は過ぎているであろうおばちゃんが、ひとりで経営しているようだ。
 窓の外は、また雪が降り始め、これから先の路面の様子が心配になり、店内のテレビに目を移した。
 しばらくして出てきたカレーは、予想外にとてもおいしかった。
 おそらくは、店が営業している間中、毎日煮込み続けているのだろう。

 と、こんな感じのカレーです。
 上のカコミの部分はフィクション(妄想)です。

 というわけで、けっこうオススメ!