京都府庁旧館です。
古色騒然を通り越して、すっかり文化財のたたずまいです。
いまも一部現役で利用されているようで、オドロキです。
現在のメインの建物はこの裏にあるようで、スーツの方がうろうろされています。
北海道庁などは、けっこう観光スポットになりつつあるのに、京都府庁は今ひとつ。
観光スポットというよりも、今も現役のお役所だからでしょうか。
それとも100年ほどの歴史では、京都では新しい建物のうち、とでもいうのでしょうか。
どれほど古い建物でも、新築の時も築100年の時もあったはずです。
ぼくは何百年も前の建物も、それなりに魅力を感じますが、50~100年前の建物にすごく惹かれます。
それは生活感や今に通じる精神、経済事情が映し出されているから。
東大寺の経済事情や建設従事者の精神と現代生活は、あまりにかけ離れています。
さて、隣にある京都府警などもいい感じに古びてきています。
安易に壊さずに、よきたたずまいとは何か、を模索してほしいと思います。
古い建物は共通の遺産。
公共財産ならなおさらです。
ただ、耐震などの安全性はちょっと不安。
場所はこちら。
http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%B5%FE%C5%D4%C9%DC%C4%A3&lat=35.01854889&lon=135.75854889&type=&lnm=%B5%FE%C5%D4%C9%DC%C4%A3&idx=1
御所~二条城間を歩かれる際には、ちょっと寄ってみては?
周辺にはアグネス教会や大丸ヴィラなどの建築物もあります。
公式サイト?
http://www.pref.kyoto.jp/kodomoguide/ken01.html