■劇場(字幕)
厭世的な生活を送るジェイソン・ボーン。
彼を組織へ引き戻すための追手が迫るのだが。
これまでこのシリーズ、面白かった覚えはあります。
だんだん謎が明かされていくのが面白味でしたよね。
主人公と一緒に追体験的な。
今回も、アクションは切れがあります。
いろいろ仕掛けもしてあって、飽きさせません。
ギリシャのデモのシーンなど、どうやって撮影したかと感心します。
でも、ちょっと間も空いて、なんでしたっけ。
こういうの最近よく観ているような。
いやいや、ストーリーなんてさほど重要ではないのでしょう。
ハンディカメラが多用されていて、臨場感を盛り上げようとしているのでしょう。
でも、ちょっとしんどい。
開けてみれば、「俺の〇〇を殺しやがってー!」と単なる私怨。
世界を股にかけている割には、小さな世界の話です。
その割には何人死んでいるんだか。大迷惑大会。
面白いけど。
こういう作品は、これでいいのです。
映画『ジェイソン・ボーン』日本版予告編
Yahoo!映画 「ジェイソン・ボーン」