宮崎に行くとなると、鉄道旅なら普通は新幹線~特急のパターンが一般的です。
あとは夜行バスなんかも。
さて、のんびり非日常を味わいたいので、やはりフェリーを選択します。
乗るのは宮崎カーフェリー。
大阪南港かもめ埠頭から室戸沖を通って宮崎港へ行く航路です。
この南港かもめ埠頭は、徒歩乗船者にとっては行きにくいところにあります。
ニュートラムの駅から市バスに乗るようです。
調べてみると、京都駅や大阪梅田から、高速バスが出ています。
運行者は今をときめくWiller。
なぜかバスに乗ると、フェリー代だけよりも安くなるというプラン。
秋からは、宮崎カーフェリーは神戸港に発着するようです。
三宮から近いポートタワー横とのことで、徒歩乗船者には朗報です。
阪急梅田から、テクテクとグランフロントを覗きながらお散歩。
荷物が多少重くても、歩くのが楽しい程度の距離です。
待合室もあるのですが、この日はイベントが催されていました。
近くに、まるで安藤忠雄さんみたいなおじさんが座っているなと思っていたら、安藤忠雄さん本人でした。
そして、大阪桐蔭高校吹奏楽部の演奏を聴くことができました。
180人もの大編成。
そしてやたらにうまい!
楽しそうです。
でも「セキスイハウスのうた」が、旅の間中、頭について離れませんでした。
Willerのバスに乗って、南港へ。
バスは中之島の上空を回って、南港へ向かいました。
コースが気になるでしょ?
当日のコースはこちら。
この船に乗り込みます。
「おおさかエキスプレス」。
往年のフュージョンバンドを彷彿とさせる名前です。
車両甲板のようす。
エントランス。
売店があります。
自販機コーナー。
エントランス奥。
ホール壁。
むこうはおふろ。
プロムナード。
どのサイトを見てもこの程度の写真しかありませんよね。
なぜなら、これで公共スペースは、ほぼ全てだからです。
正直、ちょっとしょぼい。
ぼくの席があった客室。
全員が下の段でした。
いっぱいにならない場合には、配慮が色いろあるようです。
一足早く、おとなりに停泊していた「さんふらわあ」が夕日の中を出航していきました。
夕日に映えるWTCなどの南港地区を眺めて、出港です。
レストラン(1350円)でビールを飲んで、ほっこり。
おふろに入って就寝です。
目覚めれば、南国宮崎。