さらに間があきましたが、島原おさんぽのつづきです。
山陰本線を挟んで西側には、京都中央卸売市場があります。
京の台所への大動脈。
線路に沿って広がっているのは、鉄道輸送が盛んだった頃の名残でしょう。
山陰本線に沿っているのも、京都の過去の流通経路を象徴しているのでしょう。
ただし、東海道本線からも簡単に乗り入れることができる配線だったようです。
今は国道1号線~国道9号線である五条通に面していることがアドバンテージ。
この場所に設置したのは、先見の明があったということですね。
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場内は、開場中は素人がウロウロ出来る雰囲気ではありません。
でも、昼前にもなると、ずいぶんとのんびりした雰囲気が漂います。
まつりのあと。
最近読んだ「ヤッさん」原宏一(双葉文庫) では、「ターレ」と表現されていました。
場内には、こんな標識が。
「モートラ」もしくは「ネコ車」というようです。
「モートラ」は、モータートラックの略なんでしょうねぇ。
5:00~12:00という時間帯も強烈です。
場内には様々な店舗もあります。
食堂もちらほら。
朝早くから昼ごろまでの営業で、新鮮な魚などが食べられます。
その向こうは、洛西あたりでは有名な吉田屋さん。
山積みになっている箱は・・・
各味の「うまい棒」、菓道の「もろこし輪太郎」に「フライドポテト」。
大人買いしたくなります。
最近は一般客も対象にしているようです。
場内には一般客向けのお寿司屋さんもオープン。
ただし混んでいるようです。